井戸の神様のこと

一昨年から去年にかけて家のリフォームをした。

土間のコンクリート打ち直したのだけれど、地下に水を蓄えた大きな井戸が見つかった。現役でいけそうな井戸。

塞いじゃいけないと、直系20センチくらいの蓋を取り付け、いつでも覗けるようにしてコンクリートを打ち直した。

コンクリートの床に、一部井戸につながる箇所ができた。

そしてリフォームが終わってから、とても辛いことが起きて、やることなすこと全て裏目に出て、なんとかしたくて、そんな中に井戸に蓋をしたことが気にかかり、蓋に通気用にと500円玉大の穴を開けた。

井戸の神様は水の神様、水の神様は女性の神様。蓋をして扱いが悪かったのかもと、気になったから穴を開けた。

けれども、そこから井戸の存在をほとんど忘れていた。それを気にすることができないくらいしんどい状況になってしまっていたから。

けれども先日、そういった事を気にする母が、私の元気なさを井戸を塞いだことも関係するのでは?と漏らしていたことを妹から聞き、そんなことはないと答えながらも、段々気になってきた。

だから今日は日本酒を買ってきた。米と塩も供えて、手を合わせようと思う。そうしないと気が済まない。

リフォームによって切ってしまった大きな庭木にもお供えしようと思う。

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