山と車 ジムニーシエラに試乗してみた

山に行くには車中泊は欠かせない。

ということで、よい巡り合わせで買うことのできたホビオに乗っているのだが、軽四の高速移動がとても疲れることを最近よく感じる。紀州の沢に車中泊で出かけられると思って買ったけど、そんな機会は一度もなかった。

乗るたびにこれを思いだして少し凹む。

そして、高速移動の得意なトラヴィックに慣れていたためか、2時間以上乗っていると結構不満が出てくる。坂登らない、音うるさい、風に吹かれるとフラフラして立て直し続けると疲れる、エアコン切ると直ぐに寒くなる、暑くなるなどなど。

フルフラットになるところ、自転車もすぐに載せられる積載性や、車内の高さは気持ちよいんだけど。

ところが車中泊がある時は、メインのカングーに乗ればいいと妻に言われたので、車中泊縛りをなくして車選びを考えると、もう少し余力をもって走れる車がいいなぁと思いはじめた。

今日は香川県からホビオで移動してきたのだが、香川県でだいぶ頑張って暮らしてたので疲れ気味のドライブだった。

疲れた。仮眠したけど疲れた。元気な時はいいんだけど、体調によってとても疲れる。

当然のごとく、遠征で山に行った帰りは疲れている。

あー、もう少し走りやすくてアウトドアに向いた車が欲しいなあ、ジムニーシエラとかいいなあ、と思って走っていると、目の前に新型ジムニーシエラが合流してきた。

2.3分後ろを走っていたが、彼は登り車線でブーーンと突き放すように走り去っていった。

これは何かのお告げだ。心は決まった。試乗すべし。まだ買わないけど。

高速を下り、そのまま近所のスズキのお店へ。車を停めると、直ぐに営業の人がやってきた。その対応が早すぎて、いつもなら恥ずかしくて逃げるところだったが、その人と私の間に停まる青いジムニー試乗車に気持ちを集中させ、用件を伝えた。

早速試乗に。

どこでも走ってください、ということだったので市街地をぐるりと走ってみた。

初めてのクロカン車。見た目は格好よくて好き。自動車身分階層からはみ出してる感も好き。

ゴツゴツした乗り心地をイメージしていたが、あまりに普通の乗用車でびっくりした。静かで、一般道は余力をもって走る。目線はホビオより低く、車幅感覚は掴みやすく、動かしやすい。インパネ周りは無駄なものがなくてここも好感。さっきまで乗っていたホビオと比べるから余計に全体が良く感じる。フルスペック試乗車であることを差し引いても、いい。

小さな峠もあらまぁスムーズ。

ついでに軽くオフロード走行も許可されたので、国道を離れ、未舗装の川土手道も走ってみた。ホビオなら暴れる路面も、ジムニーは凸凹を足下でいなしていた。小さな水たまりを避けるようハンドルを切ると、思い通りの動き。オフロードでのタフさを想像した。

念のためお店に帰って臥床できるかシートを倒してみたら、でこぼこはあるものの、工夫で乗り切れて、寝ようと思えば寝られることが分かった。

デメリットはほとんど荷物が載らない事くらい。これはルーフキャリアで解決できそうか。あ、あと240〜260万という価格もか、、、。

さあ、どうするか。先代の中古探すか、一年近く納車待ちだが新車を買うか、止めるか。

とりあえずは、営業の人も言っていた、妻の試乗。次は

これに行ってみるとしよう。

もう営業の人の名前忘れてしまった。

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