イワナと沢と滝と山の恵みとメスティンごはん

題名に盛り込み過ぎたかも。

今日は小雨降る中、隊長秘密のイワナスポットへ。

四輪駆動のホビオで山に入ります。現場に仕事に行く人みたいで、田舎道に違和感なく溶け込みます。

ついた沢には残雪があり、水は雪解け水でとても冷たく、足はかじかみ体全体で山を感じます。滝も大小様々あり、釣れなくてもいいかも、と思える満足度でした。

源流のイワナはすれておらず、小さな流れにも必ずと言っていいほど居着いており、元気いっぱいでした。

17匹釣り上げ下山。

いけす一杯くらいイワナを食べたとおっしゃる隊長は、獲物を全部くれました。なので家族にお裾分けする余裕がありました。

帰りの車の中で、ふと思いました。

人里離れた高い山の上にある小さな沢で、ただ命の限りそこで健気に泳ぐイワナの姿は、誰もいない時にも昼も夜もずっと流れる滝の姿とおんなじだと。すると、イワナが獲物から、愛おしい存在に思えるようになりました。

とはいえ、捌いた後だったので、帰ってから刺身、フライ、骨煎餅、イワナ汁、塩焼きとしっかり料理して、さらにさらにメスティンとアルコールストーブ使って炊飯し、ありがたくいただきました。

山を身体に取り込んだ気がしました。

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