ダイエットの基本 咀嚼編

まずは食事をよく噛んで食べる事。

これが食べ過ぎを防いでくれます。

私は夕ご飯をよく噛んで食べる事で4kg減量しました。

よく噛むって何回?と尋ねられると、

一口15回以上と言っていますが、ほんとは20〜30回は咀嚼したいところ。

咀嚼する事で、体に必要なエネルギーが取り込まれたら、「もう必要ないよ」と、身体の内側からひもじい思いをせずに食べ過ぎを、止めてくれる物質が出てきます。

このあたりは意識していないと気づけないことがあると思います。そんなサインが出ていると思って食事をするとよいと思います。噛むの疲れたわ、となればそれは、身体の発する「もういいよ」かもしれません。

ただ我慢する減量は、小さな欲求不満が積み重なるため、ふとしたことをきっかけにその不満が爆発し、反動的に食べ過ぎになる危険を秘めています。だから、自ら発する過食防止サインを活かして、我慢ではない摂取カロリーの減少が重要です。

しかしこの過食防止機能、消化器に食べ物が届くことで発動します。なので、食事を開始してからある程度の時間が必要とされます。だから咀嚼することによって、時間を稼ぐことも大切なことになります。

動物である以上、天敵から逃げるためには、過体重が不利な事は明確。逃げ遅れたら真っ先に狩られてしまいます。

だから、生きるために食べたくなる機能=食欲は必要ですが、同時に食べ過ぎを防ぐ機能も、ヒトには備わっています。

ただ、天敵のいない世界ではこの機能はだんだんと必要がなくなり、咀嚼せずにお腹一杯になる食べ物が増え、忙しい人間は噛むことなく急いで食べるようになり、この機能をますます必要のないものとしてきました。

また機能を阻害させるような、依存性をもたらす糖質や調味料も生み出され、様々な食品に含まれるようになりました。

お酒もこの機能を麻痺させます。

結果そのような食品と、早食いや生活習慣の積み重ねが、身体の出すサインに気づくチャンスを奪ってしまいます。

中にはこのサインが出ない身体を持った人もいますが、その方達はまた別の方法でアプローチします。

まずは動物として、ヒトとして、自然に備わっている、食べ過ぎを防ぎ、自分にとって丁度良い、カロリーの摂り方がダイエットの第一歩となります。

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