初めての扇ノ山

週末は出勤なので、今日は振り替えにもらった休日でした。

白山に百四丈滝見に行こうか、近くの山か迷っていると、

山でメスティンでご飯炊きたいなと思い始め

、そうなると荷物が重たくなるので近くの山へ行くことに。

山頂小屋が気になっていた扇ノ山に行くことにしました。同時に行きたいところリストに入ってたなあと思い出しました。

夜に何度か子どもが泣いて起きたので、十分休めていなかったのも場所の決め手になりました。

白山はちょい遠い。

早速コメを研ぎ、浸水させるために少量の水と一緒にジップロックしました。

道具はメスティン、脚付バーナー、シングルバーナー、OD缶中と小、水1.5L、雨具に防寒具、ランプと救急用品、お昼寝用にエスケープヴィヴィと座布団マット、それらをrush28に詰め、お守り鈴をつけて完了です。

2時間半ほどかかって姫路登山口に到着しました。

沢沿いの登山口から、iPhoneで落語を流しながら登山開始です。

葉を落とした明るいブナの木々を抜け、フカフカの山道をテクテク歩いていくと、あっさり40分で山頂避難小屋に到着しました。

小屋のたたずまいに一目惚れでした。

入り口までの階段のつき方がカッコいいです。一通り遠くの山を写真に収め、早速中に入りました。

入ってすぐの半土間の部屋にテンションあがり、5人は泊まれそう、あのハンガー掛けいいなぁと思いながら二階へ。

土足禁止なのがまた素敵です。ますますお気に入りになりました。

二階の塗り壁や明るい四方の窓、床の使い込まれた感じや、控えめな梁の見せ方、窓の下の部分の短さもどれも好きな感じでした。

二階の様子は動画に収めました。

日の当たる部屋の隅に腰を下ろし、丸太の椅子をテーブルに炊飯を始めました。

今日のお昼は、炊きたてご飯に鯖のオイルサーディン乗せ、味噌汁、食後のコーヒーでした。

予行演習もしていたおかげでご飯はおいしく炊け、満足のいくご飯でした。

食事中に外でクマ鈴の音が聞こえたので外に出てみると、テン泊サイズのザックを背負ったおじさまがおられ、小屋に泊まるということだったのでコーヒーを飲みませんか?とお誘いし、しばし山のお話をいたしました。

扇ノ山にはしょっちゅう来られている方で、今夜は漁火を見ながら一杯やろうと登って来られていました。コーヒーのお礼にバターピーをいただきました。

話し弾む中でしたが、6時には帰宅したかったのでお別れを告げ、15:30、苗字を交換して下山しました。20分かからずの下山でした。

途中展望の開けた岩場があったのでもう一枚写真を撮りました。

車に乗り込むと小雨が降り、山頂を見るとガスがかかっていました。

漁火はどうだったのでしょうか。

中能登トレイルランニング の疲れが残る脚にはちょうど良い、穏やかーな登山と山ご飯の日でした。

こんな話でも盛り上がったり、うんうんと聞いてくれる人がいるって本当にありがたいことやったんやなあと、下山途中の苔絨毯の上に落ちるドングリや落ち葉を見て、しみじみと思いました。

今度は小屋に泊まりにいこうと思います。

カテゴリー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です