70km歩きと走りで行くSky High Mountain Worksまでの旅

1/25土曜日はいつものただのテント泊では面白くないと、丹波市柏原町から、神戸に向けて走る&歩くことにしました。

暖冬を活かしてビバーク泊の予定で荷物をつくりました。

ダウンシュラフ 、エスケープビビィ、エアマット、上下化繊防寒着にテントシューズ 、レイン上下、バーナー とクッカー、水は1L、緊急グッズ一式、あと細々、、を28Lザックに収めました。

ウェアの上はファイントラックのインナーに、アイスブレーカーの200番にウインドシェル、下はファイントラックのランニングパンツ、手先はワークマン の手袋、首と頭はバフの薄手のものでした。

21時過ぎに夕飯を食べた焼き肉店を飛び出し、暫くお腹が落ち着くまでは早歩きで隣の市へ。

そして市境から走り始めました。

途中咲きかけの蝋梅を眺めたり

寝床になりそうなところ探したりしながらモクモクと走りました。

駅野宿、格好良く言うとステーションビバークできる場所を探しましたが、終電後でも駅は煌々と明るく、寝るには不向きだと言うことがわかりパスしました。

さらにお隣の三田市に0:50突入。

時々ヘッドランプに気づいた車が焦ったように避けていきます。

思っていたより眠くありませんでした。

藍野小学校前のバス停にある新しい方のベンチが、ネジの飛び出しがなく眠るのに良さそうでしたが、警察呼ばれたら困るのでやめておきました。

時折寄るコンビニの、普段は飲むことのない温かい飲み物に励まされながら進んでいましたが、

夜中の3時を過ぎたあたり、

北摂三田高校のあたりで脹脛が痛くなり、靴紐を結び直すのにしゃがむと寝そうになる現象に襲われ、歩道をそれて近くにあった木の影の芝生の上でビバークすることにしました。

グランドシートを忘れていたので、クロスオーバードームfの薄い床でも問題ないところを選びテント設営しました。

上下着込んでテントシューズ履いて、エアマットを敷いたら、寝袋無しのビビィだけで2時間しっかり眠れました。寝袋をビビィに入れる作業は何気に面倒なので、手間も省けてラッキーでした。

暖冬を実感しました。

目覚めたら股関節に違和感は残るものの、脹脛と眠気の回復著しく、また走り始めました。

神戸市に着いたのは、夜が明けた6:50でした。

夜明けで終了して、電車で帰ろうと思ってたのですが、遠くに六甲山が見えてしまい、脚に具合を尋ねてみると

まだまだ行けるよ!

だったので、一度は取り下げた目標

スカイハイマウンテンワークスに行く

ことにしました。

なので六甲山も越えることにしました。

駒ケ根から市ノ瀬まで走って、仙丈ヶ岳に登るイメージで動いてました。

けど、楽して五社から有馬口まで神戸電鉄に乗りました。

有馬温泉から登山道に入り、太鼓滝を眺めながら90分のところを45分で登り、スルーできる山頂にもあえて立ち寄ってみました。

山頂10:20。

写真を撮り、補給を食べ、スカイハイマウンテンワークスは12時開店なので飛ばせば間に合うと、また走り始めました。

下りの途中では多くの人に出会いました。長い列をなして登ってくる年配登山者はちょっと問題でしたが概ね走りやすい下りでした。

風吹岩を過ぎてから、尾根沿いを降りずに沢筋を降りてしまったため時間がかかってしまい高座の滝で12時を迎えました。

改めて見ると、段瀑で、岩肌の美しいいい滝だったので長居したくなり、お湯を沸かしてコーヒータイムにしました。

このへんの岩肌が美しい

この時間の使い方も、道順も、交通手段も全て好きにできる自由な感じがとても楽しかったです。

芦屋川駅には12:30到着でした。

さて、御目当てのSHMWでは、探していた帽子は売り切れておりましたが、ファストパック 用の寝袋現物を確認できたし、置いてあるもの全て眺めるだけでも楽しくてつい長居したくなっていました。

店長さんがとても面白い方で、山遊びや子育てについて少しお話しができ、考えていることが似ているところがあると感じられ、私にしては珍しくたくさん話をすることができ、また来たくなるお店になりました。

お話のお陰で、私のやりたい山行に付き合ってくれる人がほとんどいないことに納得してできました。芦屋、神戸界隈でも100人に1人くらいでしか生息しない人種だそうです。

結局はグラナイトギアのコンプレッションバッグと金属メッシュコーヒーフィルター、罪滅ぼし狙いの妻への上着を買いました。

会計後カウンターの上に商品を並べてくださったので、早速スタッフバックに服を詰め出発。とても心地よい時間を過ごすことができました。

これで、丹波から神戸まで足で買い物に行くことができることが分かりました。そのうち友人を騙して、いや、誘ってこんな買い物してみたいと思います。

山伝に来れることも聞いたので、それも試してみたいと思います。

六甲山頂からの来し方遠望
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