身一つで寝食背負って生活する。
そのシンプルさ、自己完結の度合いが心地よい。
そして目的とするものが遠くであっても、『触れたい、見たい、感じたい』の行かなくてはならない人種である自分には、限られた時間を有効に使うために移動に速さが求められる。
となると、私にしっくりくるのはファストパッキングとなる。
身に付けるのは代用の利く、軽くて頑丈なバランスの良いものが理想である。
さらに知識はいくらあっても重くならないので、外で生きる術はなるべく沢山知っておいた方が良い。道具についても同じことが言える。
食べられる自然の恵みについては、知っておいて困ることはない。なるべく沢山知っておきたい。もし出来るなら、動物を食べる方法も沢山知っておきたい。
今の自分のやりたい生き方、山への取り組み方、それを表すのがファストパッキングという言葉である。
自分の山を探す過程でTJARのゴールも通過したい。
