軽自動車の名義変更

何も遠くまで行かなくても、名義変更は地元ですぐにできるという話。

薪運びのたびに借りる手間を省きたくて軽トラを買った。

借りる時には知り合いに連絡して、互いの予定をすり合わせて受け取り、返す時はガソリン満タンにしたり、お礼も渡したり、結構面倒くさかった。

軽トラ欲しいってfbに投稿したら、要るか?と連絡をもらった。

なんとはなしに信頼している人だったので、すぐに伺い現車を見て即決した。ギアノブが紫水晶みたいだったのが決め手であった。

けれども、名義変更の手間が気になっていた。すると、軽トラを売ってくれるその方から、地元ですぐにできるぞ!と聞いて驚き、その気掛かりは吹っ飛んだ。

一昨年、友人に軽バンを買ってもらった。その時は勉強になるからと思い、名義変更手続きを全てやってみた。

インターネットで方法を調べ、必要書類を揃え、有休を取り、六甲アイランド近くの陸運局まで出かけて手続きをした。

車検証を忘れて取りに戻り、2往復したのは中々辛かった記憶である。

今回もそのことがあって、面倒くささがデンっと居座っていたのだ。

ところが、地元の自家用車安全協会で手続きできると教わった。

驚いたので、この協会の事を検索し業務内容を調べてみた。ところが、どこにもそんなことは書いてなかった。

とりあえず載っていた電話番号を控えておき、昼間に電話して確認してみた。

すると、あっさり。

「できますよ」という答えだった。

必要書類も教えてもらった。

譲渡される側の住民票のコピー、車検証、双方の認印を用意してくださいという事だった。

やっぱりどこを探しても、インターネットにはこんな事は書いてなかった。探し方が悪いのかもしれない。

そして今日、電話で必要書類を最終確認し行ってきた。

その電話によって必要物はさらに減り、住民票コピーと車検証のみでよくなっていた。

訪れたそこは、陸運局の喧騒さとは別世界の、事務の女性1人の静かな窓口であった。

名前の読み方と電話番号を口頭で伝え、2000円払って手続き終了。

神戸までのガソリン代と高速代より安かった。

協会の業務内容を掲載した紙媒体には、各種手続き代行しますと書かれていた。

軽自動車の名義変更は、地元でできると、体験学習した日であった。

早退させてくれた上司に感謝である。

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