1月の末、早朝軽トラックに乗っていて横転した。360度の横転だった。
事故としては自損事故。県道脇の斜面を3メートルほど下にある笹藪に一回転して落ちた。
事故現場の先にあるグランドに集合する為、順調に進んでいたのだが、その日は冷え込みが強く、小さな上り道を上がったところで地面が凍結していた。
あっ!と凍結に気がついた時には既に遅く、ブレーキをかけたが後輪が右に滑り始めていた。
右にハンドルを切ったが車はやや真っ直ぐになりながら滑り続け反対車線を越え、左前輪を歩道との分離ブロックに乗り上げ、フロントが片方浮きあがった状態で歩道脇に転げ落ちていった。
斜面に屋根を打ちつけた瞬間フロントの窓が割れ、ガラスの粒が降ってきた。
両手は力一杯ハンドルを握りしめ、突っ張るようにして頭と身体をシートに押し付けていた。
見事な着地を決めた後は意外と落ち着いており、頭についていたガラスをはたき、まだ薄暗かったのでカバンからヘッドランプを取り出し、シートベルトを外して車外に降りた。
近くを走っているだろう仲間に電話をかけ、家族や知人にラインを送り、乗り合わせて集合場所には間に合った。
荷台に積んでいた灯油缶が吹っ飛んで行ったようで見つけられなかった。
その後警察を呼び実況見分をしてもらい、JAFを呼んでクレーンで引き揚げてもらい(JAFの範疇超えており、28000円の現場払い)、そのままその日の用事に合流した。
厄年の一発目、なかなかキツいやつがやってきた。
