先日の山小屋泊で、煙突付きの囲炉裏を上手く使いこなせず、煙の充満する小屋で涙目になった事から、効率の良い燃焼という言葉が気になり、山に持っていける焚火グッズが気になっていた。
服部文祥さんの、100年前の山を旅するを読んだことも影響している。
そこで、煙が少なく効率の良い燃焼を実現する器具を調べていると、二次燃焼を起こすウッドストーブなるものが存在することを知った。
有名なのはソロストーブというところのものらしいことが分かった。持ち運びできるサイズのもので約10000円とやや高い。
キャンプ用品店で見るそれはシンプルで格好良く所有欲を満たしてくれそうなものだったが、いかんせん高いのである。
他にも焚き火グッズはあるが、なかなかなお値段。
ドンキホーテに安いものを見つけ心が揺らいだが、どうせなら一度作ってみようと思い始め、DIYに関する情報を調べていると、セリアとダイソーの商品で作れることが分かった。
見た目もそこまで悪くなく、どちらのお店も住むところにあるので、早速作ってみることにした。
仕事終わりに買い物へ。
内筒に当たるものがラスト一個だったのは運がよかった。
買ったのはセリアの火起こし器具と、ダイソーの箸立てとお菓子作りの型2つの計4点だった。
ドリルで内筒にあたる箸立ての底に穴を開け、内筒側壁の穴を防ぐ工作をし、火起こしに嵌めて完成。
すぐに燃焼実験をした。薪は薪ストーブ用の焚き付けを利用した。
結果は大成功。よく燃える。何がいいって、火起こしについている取手が、ストーブの持ち運びにとっても便利である。
火による歪みが大きく生じなければ、山に持っていって使おうと思う。
そのためには五徳を手に入れなければならない。