OMM Classic32の使用感

ザック沼にハマりながら、私の身体とFPに向いているザックを探している。

先日、肩のパッド厚が気に入り購入したのがOMMクラシック32である。

少し前にリニューアルされた、古い名前の新しいザック。背負い心地はとても良い。同じ重さの荷物を詰めても、モンテイン トレイルブレイザーより肩の痛みがとても少ない。というか無い。

TJAR出場要件を満たすためのアルプス縦走計4泊で使ってみたが、背負い心地に全く問題がなかった。

大きなメッシュポケットは、手袋、ウインドシェル、レイン上下が放り込める。単体ヘルメットを入れても尚余裕がある。

ただ、いくつか欠点もある。

まず一つ目。ヒップベルトについて。

ザック連結部が写真のようになっており、テントペグで繋がれている。なんでも取り外せる上に、左右のポケットをくっつけてウエストバッグが作れるらしい。一見面白い仕組みなのだが、このペグ、歩いたり走ったりしているうちに抜けてくる。

おかげで定期的に抜けていないか手を後ろに回してチェックし、上から押し込む手間が必要になる。おかげで脚運びに長い時間集中できないのだ。

こうなると残りの連結部に負担がかかり、場合によっては縫合がほつれてくる可能性がある。

さらに、こちらは内容物の重さや左右バランスが関係するかもしれないのだが、肩紐の調整パーツの抵抗が緩く、特に左側が肩紐を締め上げても移動中に緩んできて、たびたび、よっこいしょと背負い直さなくてはならないのだ。

もう一つは、外ポケットのメッシュ生地が弱いこと。岩場で擦ると大体穴が開く。

私はナイロン糸で縫い直し使っている。

以上のことから、連結部のペグが抜けない工夫をするか、縫い合わせてしまうか改造が必要であり、

緩みやすい肩紐は、ミシンの針を何往復かさせ盛り上がりを作って緩みを阻止するか、松脂などで滑りを悪くするか考えなくてはなりません。

緩まない荷物の重さを見つけることが先決かもしれません。

軽く背負いやすく気に入ったので、しばらく試行錯誤で欠点をカバーしたいと思います。

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