山成分補給しようと思い、初冬の氷ノ山に登ってきた。
スキー場駐車場から氷ノ山越避難小屋まで3時間。予想の倍かかった。
下山が遅くなるからそこでピストンに。踏み跡なしのさらさら雪、積雪40cmの壺足はなかなかに疲れた。
その疲労や、風に巻き上がる粉雪や、発泡スチロールの粒みたいに崩れる雪や、寒そうな滝や、一人の気持ちよさと少しの寂しさを語りながら登りたいと思う日だった。
補給目的は果たせたが、楽しいというよりはむしろずっと考え事をしており、純粋にただ楽しめる山は中々手に入らないものだと思った。
