キャンプの組み立て方

キャンプとは、野外で寝食を行うことである。至ってシンプルなことである。

無駄にキャンプサイトを占領したり、贅沢品をみせびらかすことではない。

そして、野外で過ごす上で、サバイバル環境下の過ごし方は大変参考になる。

サバイバルで大切なのは、水と火とシェルターである。

おかれている自然環境によって、それぞれの優先順位は異なってくる。

暑熱環境では水とシェルター、冷寒環境では火とシェルターが優先される。

キャンプをする際には、この3要素を意識して道具を揃えると過不足なく過ごすことができる。

例えば夏にキャンプをするなら、まず綺麗な水が大切になる。水道なのか、湧水なのか、購入して持っていくのか、それをどうやって運び保管するのか、冷たいままで置くにはクーラーボックスがいるのか、沢につけておけるのか、湧水や沢水なら浄水器が必要だろうし、沢水を使うなら、河川環境を先に調べておく必要もある。

シェルターでは、考えることとして、陽を遮る素材であるか、風通しの良い場所であるか、防虫はできるのか、突然の雨に備えられるか、雨が降った時の水の流れは問題ないかということが挙げられる。さらには固定をどうするか、ペグが利くのか、立木や石を使うのか、ペグの素材は何がいいのかといった具合に考えを広げていく。

そこを飛ばして、流行りだからとか勧められたからとかいう理由で道具を揃えると、薄利多売で売る側としてはいいカモである。

などとどうでもいいことを考えていた。

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