ミラージュランドからつるぎへ。

本戦出場が決まった時、父親が送迎してくれると連絡をくれた。

しかし、出発前にコロナに罹患。

急遽、妹が送ってくれると連絡をくれた。母と甥っ子も一緒に。

車に乗って北陸道をとことこと、ミラージュハウスに14時ごろ着。

風呂とご飯を済ませて16時の受付に。

ハウス前で記念撮影。Tシャツ入手できなかったのは心残り。まだ本戦感なし。

荷物チェックを受け、遭難用、報告書用の写真を撮り、ひじりさんの手品みたいな整体を受け、ニューハレさんのテーピングを施していただき、静かな緊張感漂う受付を離れて、本部に用意いただいた近くの公民館へ。

マットとタオルケットで仮眠を取り開会式を待つ。ここは寒かった。いびきをかいてた人がいて場慣れ感を感じさせられた。

歯磨き、足ケアをして8時半にハウスに移動。

メディアで見たことのある方や完走経験のあるスタッフさんに徐々に本番感に飲み込まれていく。NHKがいないのがせめてもの救い。

テーピングしてもらった右の腸脛靭帯の感触を確かめながら開会式会場へ移動。ビブスを着ている自分が自分でないような感覚のまま壇上に。

カセットテープから流れる雅楽と富山口調な祝詞を聞き、会場に来てくれていた友人を確認しながら開会式を終えた。夜中に関わらずすごい人人人。物販見たかったけど飯島さんがすぐに戻るように言っていたからハウスに直行。

選手のみとなると一気に緊張感が高まってきた。こんな時のために、舞台でソロで歌うトレーニングを積んでおいてよかったなと思い返していた。

大汝など通過すべきCPやヘルメット装着などの漏れがちなルールについて確認し、また横になってスタート15分前を待つ。

3時間くらいかけて脱水予防に500mlのスポドリを飲んでおいた。1週間装着できるコンタクトレンズを入れ、ゴール地点に持って行ってもらう荷物を預け(行けなかったらどうしようという不安も同封)、いよいよスタート地点に。

海も一通り触って舐める。儀式みたいなものだ。海岸で捻挫したらかっこ悪いと丁寧に歩く。

何かと集合時間に遅れてくるダスティン選手に、演出家だなあと感じながら、フラッグの端っこ前面にポジション。この後フェイドアウトするだろうからスタートくらいは写っておこうという魂胆。

土井さん顔小さいし、靴が眩しい。

カウントダウン。ハイタッチ。

スタートしちゃった。。。間瀬ライン。

家族のおかげで何不自由なくスタートをきることができたことに感謝しつつ、真っ暗な川土手を進み始めた。

と、何か見たことのある白いサングラスを拾う。拾い癖発動。前にいるのは4、5人。スピードを上げ先頭にいた人に確認するとやっぱりその人。無事手渡すことができた。

ここで貴重な馬場島までの体力を5%減。じゃあとお別れしてスピード緩めてマイペースに。

県道に出るあたりでスマホを見つけたが、近くを走っていたダスティン選手のアドバイスで手をつけず。必携を送り届けるとその人が失格になる可能性が出てくるから。なのでスルー。以降、選手のものと思われる物は触らないようにインプット。拾い癖があるからなかなか大変。

戻ってくるS選手に心の中でエールを送りつつ先に進む。ゆるい平地で走れるから走る。みんな速い。本当に速い。自販機もみんなスルー。

4時間予定が3:20で馬場島に。早過ぎる。

フレーフレーおじさんと話しながら15分の休憩。マッサージ、ストレッチ、補給。ここまでの途中2回くらいレースを止めたいと思った。

次に続く

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