レジ袋削減するなら、

環境のためにレジ袋削減するなら、各会議で主催から配られるペットボトルのお茶や水もやめたらどうだろうか?

必要な人は自分で水筒持っていけばいいわけだし、国会から村議会まで自治体の会議などは、そのお茶代は税金から賄われているんだろうしその節約にもなる。

ただ、レジ袋削減と違ってペットボトル飲料は一気に浸透しにくい気がする。

レジ袋削減は大手小売業の売り上げには影響ないだろうし、欲しい人にはお金をもらうとなると、むしろ収益になる気がする。だって袋無くしたけど、レジで支払うお金安くなってないし。

単純な考えだけど。。

ペットボトル飲料については消費されなくなったら大手飲料メーカーが困るだろうから、環境を御旗に掲げて削減をうたっても、中々浸透しないようには思う。

まずは自分からと思って、お茶はナルゲンの500mlに、昼ごはん後の珈琲はモンベルの水筒に入れて今日は出勤しております。

珈琲買うのやめたら年間4万円近く貯まって毎年テント買えるやんと気づいたことも、マイボトル採用の理由です。

長い夜明け

ずっと気になっていた自分の短所を、思わぬ形で指摘されることがあった。

時々現れては自分も(人もかもしれない)嫌な気持ちにさせていたこの短所。

捉えることができず、直すことも出来なかった。喉の奥に刺さった魚の骨みたいに。

でも、受け入れられる言葉で指摘されたことで捉えることができた。

そしたら、直せるような気がしてきた。直すことによってあきらめずに、また前を向くことができるような気がした。

だから、ぼくはその可能性にかけることにした。

長い夜明けに向かって進めるかもしれないと思った。

恋ノ岐川(小湯ノ俣川)を登る

4連休は、所属する山岳会の山行に参加し、新潟県にある恋ノ岐川遡行に行ってきた。

沢は難しいところはなく、体力さえあれば進める優しい綺麗な所だった。

雨天により、オホコ沢からのエスケープだったが、緑濃ゆい東北の沢を体験することができた。

今回は、なるべくなるべく前を見て進むことを頑張った。過去の忠告を思い出し後ろを振り返らず前に前にを意識し、先頭をなるべく歩いた。

それでも後ろを見ることがあったし、気になることもあったが、ただひたすらそれを意識していた。参加していた多くの方のお陰で、学びもあり、ためになる事も多々あった。

苦しくならないように、その事態からなるべく離れるために敢えて普段しないような事もやってみた。

お陰で、瞬間瞬間は楽しいものの、トータル微妙な感想を抱くに至った。自分の時間とお金を使って他の事に気を遣いまくってそれなら、今後の参加の仕方も考えなくてはならないなと思った。

人は結局したいようにするんだ、という言葉を思い出した。

山の仕事道

新温泉町にある、山から樹を切り出すときに使われていたトロッコ道を案内してもらった。

距離は短かったけど、信頼できる人と歩く道は五感を通して入ってくるものがいつもより多く、山博士とその師匠コンビによる学びが合わさって濃い時間であった。

触れるもの見る物全て美しく

流れる水は本当に綺麗で

僕には全てが満たされた一日だった。拾ったカンラン石のまぁるい音が、大好きな声と似た響きだった。

山に住み、その日の天候や水量を見て行動を決められる、そんな暮らしをしたいと思った。

少しだけLINEで会話して、それで癒された。

睡眠不足や複雑な心境で不機嫌だったけど。

どんな薬よりも優しくてよく効く。

毎日懸垂

雨を理由に走る事が減っている。

先週は全く走っていない。

今続けているのは懸垂。自作の懸垂マシーン、いや懸垂場所で1日最低一回。その場所が目に入ればその都度やっている。

朝一懸垂は血圧が一気に上がる気がして、身体的にはあまり良くない気がしているが、よくやっている。

あとは風呂の前にも。

お陰で、できる回数が2回増えた。手で触って分かるくらい脇の下に筋肉がついてきた。

人生初の逆三角形体型になれるかどうだか。

楽しく続けていこうと思う。

ザックの背負い心地が変わったらどうしよう?服が着れなくなったらどうしよう?が目下の心配事。

山の師匠は釣りの師匠でもある。

その師匠を見ていると、動きに無駄がなく、でも山を愛し、考えにも行動にも遊びがありストイック過ぎず自然体という言葉を感じる。

道具は使いこなされ無駄がない。

ウルトラライトとかファストパックとかそんな言葉がどーでもよくなってくる。

考えて山に行き、経験を重ねて動きも道具も洗練されてくると、自然と無駄がなくなりウルトラな方向に向かって行くんではないかと思える。

言葉先行ではなく、行動先行、行動に至るまでの思いを大切に山に行こうと思う。

多くの利益がある地名

大切な人が生まれた里の地名

時々そこから、やってくる人がいる。

そしてパソコンの画面に表示される。

その地名が気になっていたのは3年前から同じだけど、

今日はうれしさにつつまれて、涙が出そうになった。3年前の弾けた嬉しさでもなく、2年前からの、会えない、繋がらない寂しさでもなく、しっとりと膨らむ優しい明るい気持ちに満たされて、パソコンの画面を見ながら涙が出てきた。

仕事中だったから

振り切って、立ち上がったけど、

ありがとうを何回も心のなかで叫んでいた。

全てが揃った日曜日

渓谷で山と大切な人とそれだけ。そしてそれが全てだった。それでよかった。

全てがただ美しくて、思い出すと涙が出てきそうになる。

傲慢でもなんでも、何があっても、それそのものが、裏も面も全て、私にはかけがえのない大切なもの。夢かもしれないけど、ただただありがたかった。

石鎚山 SEA TO SUMMIT

梅雨の晴れ間を使って愛媛県にある石鎚山に行ってきました。

海抜0から頂上を目指す今回の登山。元々は、愛媛出身ながら石鎚山に登ったことがないという友人と登る予定だったのですが、梅雨の真っ只中、前日までの天気予報は雨であり、悩んだ彼はお休みに。

私一人なら沢や雪山で登っているので行かなくてもよかったかもしれませんが、心身ともにそのモードになっており、行くしかない環境でした。

雨でもカッパ着て走るつもりだった私は、土曜日登る予定を1日ずらし、ギリギリまで天気予報を見て行けると判断し出かけました。

結果的にはほとんど雨に降られず、日焼けするくらいの晴天の中、54kmの行程を楽しむことができました。

愛媛に着いたのは0時ごろ。海辺の龍神社をスタートするつもりでしたが、駐車場が近くになく、石鎚神社の近くからスタートすることにしました。寝てなかったので仮眠をとり、走り始めたのは3:43でした。

しばらく西に進み、県道142合線を南下。関門旅館近くにある今宮道から5:27入山しました。今回は古道を行くことをサブテーマとしていました。

ここまで軽トラ2台に追い越されたのみで
人の気配がありませんでした。

多くはないものの踏み跡がしっかりとあり、途中から実線の無い登山道を経由して成就社へ向かいました。

植林に紛れて電信柱の違和感。

成就着7:40

お詣りを済ませて山門通過が7:46。心配していた雨は全く降っていませんでした。

そこから先は歩きやすい登山道。これまでは使わなかった鎖場も全て堪能し

山頂手前で降りてくる女性登山者に、いつから登ってたのかな?雨の昨夜は泊まっておられたのかな?と想像しながら、あっという間で9:30山頂に。

ガスの中で風が強く吹いており、長居する理由もなく、どうやらまだ越境してはならない期間だったことにラジオに教えて貰っていたので山小屋にも寄れず早々と下山開始。

こんな日でも
社務所では人が働いておられてびっくり。

再び成就に着く頃には青空に強い日差しが現れていました。

葉っぱの向こうは青空

下りは違う道で降りようと思い、滝が見れそうな黒川道を選択しました。しかし、成就から出ている地形図上の破線は見つからず、リフト乗り場のおじさんの助言で奥前神寺近くから谷へ向かい道に乗りました。

熟練者向けの道とあるだけに、足元は崩れやすく、頻回に倒木が道を塞いでおり、谷筋ことごとく崩落していて、登りより時間のかかる下りとなりました。

途中にご褒美として山葵群生や滝が見られたのが嬉しい道でした。

かじってみたらツンとして気分転換に。
この上流にある滝は見てはいけません。

下山の少し前には廃村となった黒川集落を通過しました。夜通るには勇気の入りそうな場所でした。

再び関門旅館に着いたのは13:30頃でした。あたりは夏日のようで腕に焼ける感じがありました。甘くて冷たいものを飲みたかったのですが、自販機が無く、予想以上の晴れと溜まった疲労に、この先の自販機がない区間に熱中症の不安を感じましたが、泡立ったお茶と炎熱サプリが鞄にあったので、甘さと冷たさは諦めて進むことにしました。

道沿いに走る加茂川で河原に降りられる場所があったので、全身浸かって冷却し、上着や靴下を川で洗濯しました。

ハヤばかりで面白くなさそうな川

身体が冷めると不安が消え走りも軽くなり、また元気に進み始めました。ようやく現れたお店で特産の酒粕アイスバーを食べさらに回復。

ペットボトルのお茶を買い足し先を急ぎました。

黒瀬湖辺りで雨が降り始めたのでカッパを羽織り、歩きを混ぜ、ついには最上の街中に戻ってきました。

しかし、駐車場まですぐに向かわず元々スタート地点に決めていた龍神社までを、干拓地内の直線道路に心折られそうになりながら走り、SEA TO SUMMITを達成しようとしました。

長い。長すぎる…

そして16:25ついに龍神社に到着。

足ケアのために軒下を借りました

そこから石鎚神社の鳥居をくぐって

17:28トランク開けっぱなしで14時間車を停めていた駐車場に戻ってくることができました。

今日一番の事件。盗難なく、雨振り込みほぼ無しの奇跡。愛媛の人いい人やなと思った。

湯之谷温泉でさっぱりし、コンビニでフルーツを買い食いし、スシローで夕飯、PAで仮眠して帰宅しました。