asics トラブーコマックス2と3の違い。体験版。

同じサイズでも、生地はじょうぶそうだが、爪先あたりのきつさが3の方が強いという話。

長距離縦走にアルトラのオリンパスを二代使用した。幅広で指の圧迫がなくクッション性が高いのは満足だったが、斜面を横切る時中で足が遊ぶことが多い点が不満だった。もう少し締め付けたいと。そして靴の中ではけっこう高額。

そこで目をつけたのがasics。TJAR使用率が高まり気になっていたし、ジョギングシューズにasicsを履いていたのでサイズ感もわかりやすく、トラブーコマックスを買ってみたのが2年前。

トラブーコマックス2を履いて奈良や滋賀のトレイルを歩いた所、過不足なくコスパも良くて気に入っていた。

ソールが減ってきたので同シリーズの3を同じサイズで買った所、小指と親指に爪下血腫ができてしまった。

アッパーの生地が硬く丈夫になり、つま先保護も強化された印象だったが、そのためか同じサイズでも初めて足入れした時ややきつく感じていた。新しいせいだと思い、そのまま、まずは六甲縦走で使用。ここは問題なかった。

しかし、次に選考会で使用したところ爪が死んでしまった。

雨のせいかな?靴紐の閉め方のせいかな?と思い、今度は中央アルプス縦走に使用。自分で払ったものは悪く思いにくいのだろう。

確かに紐の調整をこまめにしたら爪先の当たりは改善されたものの小指の爪がまたやられた。

これはどうも気のせいではない。

ならばとサイズを上げて買おうとすると、売り切れ。

仕方がないし、他の靴を試着に行く時間も取れそうにないので、売れ残りを探し2がヨドバシカメラのサイトにあったので、アルプス帰りの電車を待つ駅で通販購入。

また荷物が届く。

ふと思った。アッパーが傷んで穴が開く頃には、ソールはすり減りクッション性も落ち、そもそも履けない靴になってやしないかと。ならば2でよくないだろうか。

手を温める

山やランニングで、手袋をするのだが、手指が冷たくて困っていた。初秋から春にかけて。

体温上げたらいいのだろうかと腹巻をしてみたり、冷たさに慣れたらいいんだと、真冬の自転車通勤をしてみたりしたが、解決しなかった。

手先が冷えると体の動きが悪くなり、小さな動作、例えば靴紐を結び直すとか、ジップを上げ下げしたり、上着のフードを絞るコードを引いたりがとてもしにくくなる。

おしっこした後や、重ね着した上着を腰のところでパンツに入れ直す時なんかも、まあ手間取る。困っていた。

手は寒さのセンサーになっているらしく、冷えると身体の内部に血液を回し、末端の供給量が減って動きが悪くなるらしい。

そこで登場したのが、ミニカイロ。しかも貼らないやつ。

寒さを感じる前に、手袋の中、手のひらのところに入れる。

するとどうだろう、困っていたことが一気に解消したのである。

冷え込んだ日の仕事後のランや、100kmマラニック、先日の雪山散歩、そして今日の山行、全て手袋の厚さは異なるが、カイロが大活躍。

モンベルの腹巻と手のひらのカイロ、これらは今年度の収穫である。

さらに、ほどほどの冷えには、かいろは手のひら側に、指が痺れるようなら手の甲側に置くと効果的であることも発見した。

ミニカイロを冬場の山行のお供としたい。

アクシオライトが素敵

昨夜は仕事終わって、20時発のオーバナイトランニングに行ってきた。間にキャンプ場で4時間寝たのを除き8時間動きっぱなし。気温は15度から10度の間くらいで動いてないと肌寒かった。

ビバーク泊セットにインサレーション上下と食糧を背負い、舗装路をヒタヒタと進んだ。

着ていたのはティートンブロスのアクシオライト、長袖。下は山と道の5ポケットショートパンツ。靴下はハイカートラッシュ。

このアクシオライトがまぁ快適。

匂わない。ザックの擦れに強い。薄さが走りながらのこの気温帯にぴったり。

帰宅後、炎天下の中子供の運動会を見に行ったが、服はそのまま。

若い父母の中にあっても臭いが気にならない。そしてシルエットは程よく身体に沿い、かといって締め付けず、走っていても止まっていても快適。日差しを遮るのでちょうど良い。

値段もこのブランドにしては高くなく、とてもよい買い物をしたと思っている。

来週末の大雪山ではアンダーとして使ってみようか思案中。

おススメです。https://www.teton-bros.com/products/mens/mob/axio_ls.html

山と道のザックは一部豊岡製

手持のファストパッキング用のザックはどれも容量がだいたい30Lである。

想定シーズンは春夏秋。晩秋から早春までの寒い時期に、3泊以上するとなると、容量がもう少し欲しくなる。防寒着や少し暖かいエアマットなど嵩張る荷物が増えてくるからだ。

そこでネット検索をしていたら、山と道のザックに当たった。

定番だ。

そして公式ホームページを見ていると、あるザックは作られているのが、我が家から近い豊岡市と書かれていた。

なんとまぁ、転売ヤーに買われて、本当に使いたい人が買いにくいあの有名ザックたちが、同じ県内の車で30分位の位置にある場所で造られていることにビックリした。

それまで縁遠く感じていた山と道のザックが、急に近くに感じられるようになってきた。

どんな風に作られているのか一度じっくり見てみたい。楽しいだろうな。買わないだろうけど。あの猫耳みたいなトップリッドが好きではない。

ファストパッキングの食器

アイラップと100均セリアで買った保温バッグ

軽量登山をする場合、食糧に関する道具の重さも無視できない。ジップコンテナに保温材を巻き付けたものも使うが、容量を奪ってしまうので、切り詰めていくなら除外したいところ。

そこで見つけたのがこの写真の方法。メリットは薄いし軽いし洗い物が減るところ。

アイラップは耐熱120℃。ここにポテチラーメンやビバークレーションを入れ、更に保温バッグの中に入れ、お湯を注ぐ。混ぜて蓋をして待つこと数分。待つ間に外に出てくる熱で手を温める。薄いお餅や、リフィルのカップ麺も使えそうだ。

保温バッグがある程度形を保ってくれるので自立する点も○。

食べ残しても、袋の口を軽く縛ってバッグのジッパーを閉めたら匂い漏れも無い。

保温性は100均クオリティで程よく放熱するので、猫舌の私には都合がよい。

軽く、折り畳めばどこにでもねじ込める大きさ。フォークや箸で食べるとアイラップに穴が開く可能性があるので要注意。

バッグは、下山後ビールを持ち運ぶのにも使えそう。

現在お盆の北アルプス縦走に向け、道具準備中。これ安上がりで、いいですよ。

アルトラ オリンパス4について

長所の目立つレビューが検索でよくひっかかりますが、ここはあえて短所を。

メガグリップソールは確かにグリップがよい。安心してどこへでも足を置ける。

が、しかし、木の根の隙間などに足を置くと、その幅広さがために抜けにくい。突然片足がついてこないことがある。

また、メガグリップといっても表面だけで、ミッドソールとは接着剤でくっつけてある。

ここが剥がれやすい。

一足目も二足目も使用距離150kmを超えたあたりから剥がれ始めた。足音に異音が加わるので気色悪い。

理由を考えると、頑丈なメガグリップと、そこまででもないベースとなるミッドソール部分に強度的な差異があるため、摩擦する方向に力が働き続けると接着がもたなくなり剥がれてしまうのではないだろうか。

二足とも小指の付け根の辺りが剥がれてきた。メガグリップの面積が小さく、かつサイドステップ方向に踏ん張った時、力のかかる部分だ。

偶然なのかほんとに短所なのか。

オリンパス5では発生しない事を願っている。

3泊4日テント泊(ザックについて)

今月末から、九州脊梁山脈の縦走に行く。ファストパッキングスタイルである。

ところがザック選びに迷っている。

候補は

OMM classic32

サヤマワークス ファスト30L

一応トレイルブレイザー30

この3つで考えていたが、昨夜寝る前にマジックマウンテン K2プラスⅢがあったことを思い出した。イワナ釣りのザックである。

改めて眺めると、このザック、流行のガレージブランドのものと比べると分かりにくいがカッコいい。

軽く、シンプル、まずまずの背負い心地。

ダスティンホルダーを着けたら雰囲気十分。

今回はダブルウォールテントを使いたいことと、食糧が多く、水場が少ないため予備の水分を持つことを考えると、30ℓでは容量が不足する。

とはいえ36Lは大きすぎる気もする。先日買った山と道の追加ポケットが不要になってしまう可能性がある。

ともかく荷を詰めて再考したい。こうやっている時間が楽しい。

新しいクッカーが届いたのに

ストームクッカーを買った。一番軽くてシンプルなLサイズのもの。

郵便局の通知で、夕方家に届くのが分かってからは、滝の麓で鍋焼きうどんを作って食べてもらう妄想をしていた。

けど、家に入って届いた荷物を解くと、眠いだるいとテンション上がらず。

大好きなアウトドアグッズ触ってるのにこの調子。

居たい場所で、見て欲しい人がいないと、こんなテンションになってしまうのか。

謝られたり 何か聞かれたり 何をされてもただ苦痛。なんで家にいて精神の修行しなくちゃならないんだ。

このクッカー持って、早く避難小屋に移り住みたい。

レーサーコンペティション1を庭に張りました

迷いに迷って購入した軽量ダブルウォールテント、テラノバのレーサーコンペティション1を庭に張って、室内試し張りの写真も見ながら観察してみた。

オールウェザーブランケットをグランドシートに

設営は簡単。屋内試し張りをした後とはいえ、本当に5分以内に建てられる。頭と足側のメインの支点が1つずつなのが良い。

テンション調整はこのロックで簡単。

フライシートとインナーの四隅のゴムは同じペグに掛けられるが、インナーの方はゴム紐が心配なくらい伸ばされるので、もう少し長いものに替えてもよいかもしれない。

頭と足側両方に、フライ、インナーともに開閉固定できるメッシュ付きの窓がある。換気用なので、一晩寝て結露の付き具合から効果を確かめてみたい。

室内試し張りの写真。レインフライの換気口を内側から撮影。
インナーの換気口を開けたところ。左手に持つのはマジックテープ部分。
インナーの換気口を閉じたところ

テント内は広々。小6の娘となら2名就寝可能。寝返りはできないが。。もちろん1人なら余裕の広さ。

嬉しいのは土間が広いところ。

50cmくらいはある土間部分。左右にも十分な広さ。調理がしやすそう。

フライとインナーはトグルやフック、バックルで留められており、外せばフライのみのシェルターとしても使えそうである。

ボトムの縫い目にはシームテープで加工済み。

今のところ分かる欠点は耐久性に疑問がつく点。テントをピンとはると、インナーの縫い穴が広がって、そこから破れたり穴が広がったりするトラブルを予感させる。

また、天井に頭がつかえるので、厚いマットな帽子を被ると相当動きが取りにくそうである。イギリス人の体型に合わせて作っていたとするなら、相当窮屈に感じる人が向こうには沢山いるかもしれない。

チャックはYKK製。

バスタブが無いというレビューも見たが、少しある。出入り口の部分には無いが、他の部分にはしっかりとある。

指の幅がバスタブ

故障しやすそうなチャック付近は二重ラインで縫ってある。

次は雪山含めてテント泊をした後の感想も書いてみたい。

アクシーズクインのフユガレ

今年の冬アウトドアウェアは、アクティブインサレーションに面白いものが多いように思う。

動き続けられるウェア。停滞時や風を防ぐと温かく、動いている時は蒸れず風が通っていく。

スタティックのオクタ素材の上着でこの感覚を覚えた私は、パンツもないものかと探しはじめた。

ただ、全身バリバリのアウトドアウェアにすると、洒落っけがなくなり面白くないので、もう少しカジュアルさのあるものを探していた。

すると、定期巡回サイトのムーンライトギアさんやグリップスさんのところで、アクシーズクインのフユガレという商品に目が留まった。

化繊のみでなくウールが中綿に使われている。九分丈で足元スッキリ。いかにもアウトドアという感じがしない。

フユガレのワードでレビューを探すと概ね高評価。

1ヶ月迷い購入。迷っている間にAmazonからは商品が消え、気になってた色は無くなり、結局はグリップスさんのところで購入。

千歳茶のSサイズ。

早速、クラブ活動で5cmほど雪の積もる山に履いていきました。と言っても上からゴアのレインを履いてですが。。

結論、これは温かい。優しい温かさ。そして動き安く、匂いにくい。ゴアのレインの下でも、ゆっくり動く限り汗ばむことはなく快適。暑くないからそちらに気を奪われることもない。

まさに、冬の里山ハイキング向き。表地の耐久性はさほど高くない感じだか、枯れてるから薔薇も無いし神経質になることもなさそう。

買ってよかった^ ^である。

気になる点は、剥き出しの中綿が引っかかって靴下が履きにくいこと、靴下にくっついて裾から落ちてくること、社会の窓がないので用を足しにくいことである。

今年の冬は昨年より多く山に入りたい。