アルコールストーブ燃料用ボトルについて

ULに触れたお陰で、ストイックではないものの道具の軽量化を図ることに関心が高まっている。

軽量化を図る上で、調理器具の軽量化は避けては通れない気がしている。普段はガス使用なのだが、

長期山行にならなければ、アルコールストーブは十分に使えそうな気がしている。煮炊きはガスに劣るものの、軽いし故障しないし、ちゃんとお湯が沸く。フリーズドライとコーヒーで短期間なら十分凌げる。

ところが燃料となるアルコール。売ってあるのは500ml容器に入ったもの。でかいし重たい。

小分けにするのだが、そこら辺にある容器、例えば化粧水の小分け容器などにはアルコールなど揮発性の高い液体は避けてくださいという表記が多い。

化学変性に強いとされるナルゲンがあるが、田舎ではすぐに買えないし、ちょっとだけ、高い。

そこでこれまでは含嗽薬リステイン100ml容器を使っていた。薄く軽い容器は使い勝手が良いのどが、クッカーに収まらないことがネックだった。ちょっとのっぽなのである。

もう少し背の低い容器を探し続けて半年。

そして今日、立ち寄った100円均一でついに見つけた。彼らは少し目線を下げた棚に潜んでいた。

滝石と記念撮影

買ったのは60mlと125mlの二本。小さい方は2回から3回分のアルコールを入れてクッカー内に入れ、大きい方は予備用に。材質は厚みがあり握っても変形はほとんど無し。

久々の会心の買い物でした。

週末外泊がまた楽しくなりそうです。

Lunar solo で自宅テント泊

家族が早めの春休みで海の向こうへ出かけました。

解放感に動かされて、しばらくテント泊生活をしてみようと思い、仕事から帰って中庭にテントを建てました。

ルナーソロ ちょっと重たいLEの方

エアマット膨らませて寝袋を持ち込み、遠くの車の走行音を聞きながら就寝。

朝は近所の鶏の声で目が覚めました。

気温は2℃。足先が少し冷たいです。

山水を自作アルコールストーブで沸かしてコーヒーをいれました。コーヒーを冷ます間にその日の飲み水も沸かし、幕内の朝を愉しみました。土間があるって素晴らしいことです。

火力に振ったストーブは早く沸きます

今日の天気は晴れ。日照時間が短めの中庭なので、一日テントを建てたまま出勤しようと思います。

大江山連山トレイルランニング

降って湧いたような休日になり、山に行くことにしました。

初春に途中までしか登れなかった大江山に行くことにしました。

地形図を見ると、大江山に連なる尾根が綺麗な等高線を描いています。しかし歩くとなると時間が少し足りません。なので、トレランで縦走することにしました。

PTAの書類を急いで片付け、高速を飛ばしたどり着いたのは、大江町佛性寺の舗装林道。別荘地を通り抜け車を停めて出発です。

枝が折れて屋根に落ちてこないか気がかりです。時刻は12:15

まずは、鍋塚山を目指し林道を登ります。お昼を食べてすぐなので腹痛予防に早足歩きで進みました。しばらくすると山道に入る分岐が現れました。

ここで12:35

ここから200m程登ります。

尾根上の分岐に出ました。

12:43

右に進むと開けた山が見えてきました。5分ほどで鍋塚山です。

山頂から360度見渡せます。晴れており暖かい春の日差しです。

芝生にベンチもあり、家族登山や初めての登山に向いている感じです。

12:48 鍋塚山。

お腹も落ち着いてきたので、ここから大江山目指して走ります。

尾根を下っていると突然小屋が見えてきました。小屋は開放されており中は綺麗なので、泊まりにも使えそうです。そしてここまで車で上がって来られるようです。

左がトイレ。正面が小屋。13:05

ここが鞍部になっており、また登りに入ります。

笹の茂る道をしばらく登ると、大江山の前に小さなピーク。鳩ヶ峰です。

鍋塚山ほどではありませんが、ここも綺麗に整備されており、眺めも良いところです。

13:14 鳩ヶ山

そこから15分ほど新緑の尾根を通り抜け進むと今日のハイライト、大江山です。

山頂。とても開けており、東屋もありました。13:28

いい天気なので5分ほど東屋で休みます。

遠く丹波の方?を眺めます。

思っていたよりだいぶ楽に到着したので、もう少し脚を伸ばすことにしました。尾根続きで、赤石ヶ岳という山に向かいます。

登山道、砂利の林道を繋いで見えてきたのは、綺麗な形の赤石ヶ岳。新緑に覆われる斜面が見事です。

近づくと赤い岩がゴロゴロ。さらにマムシもお出迎え。

山頂は、これまでの山と比べると少し寂しく、看板は色褪せ、東屋はだいぶ傷んでいました。しかし、眺めは良く、振り返ると大江山が見えました。

14:09

ここから、大江山方面に戻ります。上りのペースが少し落ちており、急に走るのは体に負担がかかるなぁと呟きながらペースの維持を心がけます。

ブナの新緑トンネルを抜け、次にたどり着いたのは鬼嶽稲荷神社。

ここは冬に別の尾根を登ってたどり着いたものの、積雪で先に進めなかったところ。

トイレも水道もあります。

お稲荷さんに10円お賽銭を入れお願いをして、社務所横の立派な小屋で休憩することにしました。

立派な小屋。中にはあがり畳も。冬でも泊まれそうです。

お稲荷さんの写真はありません。撮ったら罰当たりそうなので。

ところが、不動滝100m、鬼の洞窟300mなる看板を見つけてしまい、休憩前にそちらにも行って見ることにしました。

ありました、鬼の洞窟。隠れ住むにはぴったりな所です。

15:14 鬼の目線で外を見る。

予想外のオプションも見ることができました。

次いで、ようやく休憩に入ります。買ってきたクッキーに葉っぱを敷き、アルコールストーブで滝水の水道水を沸かしコーヒータイム。

居心地の良い小屋です。

景色がよいので外でいただきました。

20分ほど滞在し、後は停めた車までアスファルト林道を走って下ります。

途中可愛い鬼がいたので近づいてみました。

16:05 盃の中は、枯葉でした。

帰りは国領温泉で汗を流し、今日の山行は終了しました。

地図読みは難しいところは一切なく、ペース配分や走り方、脚の運び方を意識した日でした。

首筋が日焼けしました。

イワナと沢と滝と山の恵みとメスティンごはん

題名に盛り込み過ぎたかも。

今日は小雨降る中、隊長秘密のイワナスポットへ。

四輪駆動のホビオで山に入ります。現場に仕事に行く人みたいで、田舎道に違和感なく溶け込みます。

ついた沢には残雪があり、水は雪解け水でとても冷たく、足はかじかみ体全体で山を感じます。滝も大小様々あり、釣れなくてもいいかも、と思える満足度でした。

源流のイワナはすれておらず、小さな流れにも必ずと言っていいほど居着いており、元気いっぱいでした。

17匹釣り上げ下山。

いけす一杯くらいイワナを食べたとおっしゃる隊長は、獲物を全部くれました。なので家族にお裾分けする余裕がありました。

帰りの車の中で、ふと思いました。

人里離れた高い山の上にある小さな沢で、ただ命の限りそこで健気に泳ぐイワナの姿は、誰もいない時にも昼も夜もずっと流れる滝の姿とおんなじだと。すると、イワナが獲物から、愛おしい存在に思えるようになりました。

とはいえ、捌いた後だったので、帰ってから刺身、フライ、骨煎餅、イワナ汁、塩焼きとしっかり料理して、さらにさらにメスティンとアルコールストーブ使って炊飯し、ありがたくいただきました。

山を身体に取り込んだ気がしました。

今夜のアルコールストーブ

1つ目

グラケーという薬品の入っていた缶に、AGプラスパウダースプレー缶を挿しこみ作ったお手軽モノ。

缶を持った感じで、なんとなくぴったりの気がしてストックしていました。

工程は、スプレー缶を切る。バリをとる。燃料の通り穴を二ヶ所開ける。スプレー缶を挿し込む。ジェットの通り道を千枚通しで隙間を広がる感じで数箇所入れる。

入るか入らないかのギリギリのサイズで、狙い通りの燃焼。

内筒に当たるスプレー缶を1cmほど長くしており、本燃焼が始まれば、そのまま鍋を上に置けるので五徳不要。

火力は強めなので、短時間での湯沸かしに使えそうです。

持ち歩くには大きく、家庭用にしました。

ちまちま作りものしている時は、少し気が紛れます。

2つ目

三ツ矢サイダー缶1つを使って、こちらを参考に作ってみる。

理解できてない所もあり、失敗。特にジェット孔を開ける場所を全く勘違いしていた。

飲むことの無い飲料の缶が必要なので協力者が欲しいところ。

そして、綺麗な炎を出すためには、耐熱のパテと接着を兼ねた材料も必要だと分かった。

色々気付けたから、次はもっと良くなるはず。

3つ目作ろうとしたけど、すっかり遅くなってるので、これはまた明日に。

炊飯アルコールストーブと、綺麗な炎を出すストーブ、目標が2つできました。