走る新感覚

身体を一つのコマと例えて

腕の振りを含めた鳩尾から上をコマを回す手指の力とし

体幹はコマの軸

コマの重心は丹田あたりに置き

コマを回そうとして加えた指の力を

体幹を通し、重心を回して脚に伝える。

脚はなるべく力を抜き

伝わってきた力で振り動かされる感じでただ前後に動かす。

一直線上を走るでも無く、伝わってきた力をただ前に出す。

でんでん太鼓の球のところみたいな感じ。

あとはその繰り返し。

腕の振りが脚に伝わるとはこの事なのか!?

体幹を鍛えればロスなく力が脚に伝わる理屈もわかる。

こうすれば地面を蹴る意識も無くてよくなる。変にブレーキがかかることもない。

スピードを出すならしっかり腕を振り、丹田を少し前に傾けるイメージ。

ヘリコプターが回転数を上げ、より機体を傾けるのとおんなじイメージ。

しばらく意識的にやってみようと思う。

ペツル 充電池Core

ペツルのライトは使いやすい。

明るくて電池持ちがよくて、外れが少ない。

だいたいの行動シーンを助けてくれる。

ただ、この充電池がいまいちだ。放電が激しい。ライトに装填した状態ならいざ知らず、予備電池として置いていても、1.2週間でほとんどなくなってしまう。

使うギリギリ前に充電せざるを得ず手間がかかる。忘れないようにしなければいいのだか、バタバタ山の準備をするときは忘れることがあるし、予備として持っておくといざという時使えない。

そして高い。

高いしもちが悪いし、ライトはいいだけに残念である。

次はどこのライトを買おうか迷ってしまう。

山で濡らしてはいけないもの

山で濡らしてはいけないものに、着替えや充電用バッテリー、マッチ、寝袋など色々ありますが、それらは探せば防水耐水のものがあります。

それ以上に私が重要だと思っているのは、トイレットペーパーです。葉っぱが代わりをしてくれますが、葉のない場所では困ります。

手で拭いて水で流すという方法もあるのでしょうが、トイレットペーパーを濡らさないように持ち運ぶより難易度が高そうです。

濡れたトイレットペーパーは、もう目も当てられない状態になります。触ったそばから崩れていきます。焚き火の燃料にすらなりません。

避難小屋のトイレットペーパーがべしょ濡れで困り果てた方もいると思います。

トイレットペーパーを濡らさないのは、とても大切だと思うのです。

私は輸血用血液の搬送時に使われているビニール袋に入れています。

軽く丈夫で、袋の端全て3mm幅で熱圧着してありジップロックのように裂けたり穴が開いたりすることもありません。

山と道 ファイブポケットパンツに無い物

褒め称えるレビューは数あれど、社会の窓が無いことに触れた記事はあまり見ない。あまりというか見たことがない。

軽量化と壊れやすい部分を省くことによっての頑丈さアップに都合がいいが、まあトイレはしにくい。

山に多い和式便器だとわずかに不便。

いいパンツであることは変わりないが。

あと、トレイルランニングに使える長ズボンにも社会の窓が無いことが多い。

山の中でおしっこする時不便。いちいち腰の紐を解く必要があるんだけど、手袋してるとやりにくい。レイヤリングしてるからショーツも含めて服を納める時に紐が邪魔をする。

無くなって初めて分かる社会の窓の大切さ。

山日記

とても貴重な体験をしているのではないかと思うようになり、山行の記録をつけることにした。

文庫本サイズの日記帳を買った。

三日坊主になるかならないか、まだ一日分しか書いてないから分からないけど、書き残した気分はいいものである。

エネルギーと時間切れの里山縦走 家からカヤマチ山へ行って学んだこと

晴れの土日が来るので、泊まりで山に行こうと思った。

初めは鈴鹿セブンや大山を考えていたが、金曜日の帰りが遅くなり、準備もまだだったので、市内の山に行くことにした。

かねてから気になっていた片仮名の山、カヤマチ山、さらにその先にある岩屋山まで足を延ばすことにした。

日程は1泊2日。下山後も日没までに家まで自足で帰ってくる予定とした。

用意した食糧は

  • ビバークレーション2パック
  • カロリーメイト4袋
  • スニッカーズ2本
  • じゃがりこ1ケース
  • 餅1個
  • ドライ甘酒1個
  • 乾燥野菜少々

あと水を2.5L

結果は、カヤマチ山へ行けたが、時間が無いのとエネルギー切れで岩屋山まで行くことが出来なかった。

里山のだらっとした複数伸びる尾根筋に2度迷い、展望のない山の中、これでもかとふくらはぎにくるキツい上りに、エスケープが何度か頭をよぎった。しようと思えばすぐできるコースであったし。

けれども財布を忘れていたので、下山後バスに乗って帰る選択肢もなく、迎えを呼ぼうかどうしようかと、自分の弱い心を何度も試された。

その都度、次の三角点に行って考えようと決定を先に伸ばすことで前に進んだ。

が、思っていたより目的地は遠く、自分の想定する体力やスピードと実際に差が出てしまった。

この失敗を振り返ってみると、食糧がカロリー的に半分くらいと足らず、そもそも出発時間が遅かったのがよくなかった。思いの外寒さがあり、消費カロリーが増えたのも計算外だった。

それでも、人のいない山は静かで、辛い中でもじっくりと山を味わう事ができた。遠くに冠雪の氷ノ山が見えのが嬉しかった。

しばらくこのコースを歩くことはないけど、また来年かな、チャレンジしてみようと思う。

軽トラックで横転した話

1月の末、早朝軽トラックに乗っていて横転した。360度の横転だった。

事故としては自損事故。県道脇の斜面を3メートルほど下にある笹藪に一回転して落ちた。

事故現場の先にあるグランドに集合する為、順調に進んでいたのだが、その日は冷え込みが強く、小さな上り道を上がったところで地面が凍結していた。

あっ!と凍結に気がついた時には既に遅く、ブレーキをかけたが後輪が右に滑り始めていた。

右にハンドルを切ったが車はやや真っ直ぐになりながら滑り続け反対車線を越え、左前輪を歩道との分離ブロックに乗り上げ、フロントが片方浮きあがった状態で歩道脇に転げ落ちていった。

斜面に屋根を打ちつけた瞬間フロントの窓が割れ、ガラスの粒が降ってきた。

両手は力一杯ハンドルを握りしめ、突っ張るようにして頭と身体をシートに押し付けていた。

見事な着地を決めた後は意外と落ち着いており、頭についていたガラスをはたき、まだ薄暗かったのでカバンからヘッドランプを取り出し、シートベルトを外して車外に降りた。

近くを走っているだろう仲間に電話をかけ、家族や知人にラインを送り、乗り合わせて集合場所には間に合った。

荷台に積んでいた灯油缶が吹っ飛んで行ったようで見つけられなかった。

その後警察を呼び実況見分をしてもらい、JAFを呼んでクレーンで引き揚げてもらい(JAFの範疇超えており、28000円の現場払い)、そのままその日の用事に合流した。

厄年の一発目、なかなかキツいやつがやってきた。

ドナドナが脳内リフレイン

テントが気になる

テントが好きである。テント屋を始めたいくらいである。

幼い頃から自分の部屋が無く、大人になって自宅があるけど自室がないから、個人的な空間に憧れているからかもしれない。

軽くて、ダブルウオールでコンパクト

土間も調理スペースくらいがあって、荷物がテント内に少し余裕を持って置ける広さがあって

内壁が寝袋につかえなくて

そしてあんまり人と被らないやつ。

VL17、ソーラーフォトン、タニ1P、ハイレヴォ。。あと、カミナドーム1

試してみたいものがいくつもある。ステラリッジ1も第二候補くらいで欲しい。沢でも使いやすそうだ。

ちなみに先々月手に入れたニーモのブレイズ1は、メッシュが大きく寒そうで、組み立てて気が付いたが、半自立式は用途にあっていない。

ブレイズ売って、また違うの試してみたい。

MT. EXPERT GT EVO

私の初めての冬山登山靴は、LOWAのMT. EXPERT GT EVOです。

先月出張の帰りに、三ノ宮の石井スポーツで購入しました。

色落ち予防にコロニルのヌバックローションを塗り、防水性アップのためにCarbon proをスプレーし使い始めました。

冬の赤岳、元旦の石鎚山、地元兵庫県の氷ノ山ラッセル登山に使用しました。

これまで冬山に使っていたマインドルのYARIと異なり、だいぶ温かいです。サイズを0.5cm下げたおかげでより適度にフィットし、歩行のしやすさもあります。

独自のLOWAフレックスシステムの恩恵を感じるには至っていませんが、カジタックスのアイゼンにも合い、買ってよかったと思うことしきりです。

今月はまださらに石鎚山高瀑の滝や氷ノ山登山、来月は北八ヶ岳、三嶺、雪洞泊登山、氷ノ山ハイキングと活躍してもらう予定です。

冬の赤岳

12/26.27に初めて長野の冬山に登ってきました。

山岳会のメンバーと計4名。

赤岳鉱泉泊で一泊二日のゆったり山行。

ベッドと絨毯のあるお部屋は快適で、リーダーからは、「これが当たり前と思ったらだめだよ」と言われました。

夕飯までに軽く酒盛りを始め、名物ステーキをいただいた後はさっさと9時ごろには全員就寝。みんなは8時、私は談話室の漫画を読んで9時就寝。

暑くて夜中に服を脱ぐくらいで、冬山とは思えませんでした。

翌朝8時ごろにのんびり出発。メンバー1人が高山病疑いで行者小屋で下山し、3名で赤岳山頂へ。

寒さに合わせて衣類を足し、風吹く中山頂へ。-18℃くらいだったでしょうか。

遠くに富士の姿が現れたときには声がもれました。

下山途中で南沢大滝のアイスクライミングを見物し、

犬用のゴム底靴を片方拾い上げ

予定通りに下山し、湧き水を飲んで帰路につきました。

近所の里山と違い、人の沢山いる地方中核都市のような山でした。

初めて使う冬靴とハードシェルパンツの性能を体感できたことも今後の参考になりました。

メンバーの存在をとてもありがたく感じた旅でした。