アドベンチャーレース

昨日はアルコール依存症の人の本を読んですごく苦しくなったけど、今日は隣の市の図書館で、ふと目にして取った共依存に関する本(その中でもとくに恋愛依存の項目)で見た内容に衝撃を受け、さらにそこで借りたアドベンチャーレースに生きる!って本を読んだことで、人に頼っていい事といけない事がわかり、自分の機嫌は自分で取ること、幸せになるには人に頼ってはいけないこと、頼るならそれは利用になることが分かりかけてきたように思う。

僕には自分でできる努力がまだまだ足りていなかった。

もしかしたら変われるチャンスかもしれない。

あんた、ありがとう。

116i買ってよかった

山で遊んで疲れて帰る。

そんな時に思うのが、116i買ってよかった

という事。

運転の疲れが、前の車よりとっても少ない。

街の中では取り回しがしやすく、高速で走る上では必要十分な加速と安定した走行感がある。山に近づいたら、曲がり道が多くなるけど後輪駆動はクイクイ走る。

エンジンブレーキが弱めだけど、ちゃんと車間距離を取って、手を抜かなきゃ問題ない。

登山の荷物も余裕で積める。

仮眠もできる。

燃費も良い。

使い方から選び、好きかどうかで判断したら、良い車に出会えました。

大切に乗っていこうと思います。

妄想であってほしいにのに。

アルコール依存症の人が描いた体験記漫画を読んだら

すごく落ち込んでしまって

なんだか生きているのが嫌になって

頼まれてたけど明日でもいいって言われた買い物に

逃げ落ちるように出ていった。

居ないといけない場所に居続けることが我慢できなくなった。

居たい場所にいれなくなった事を恨んだ。

僕は人の言葉を真に受ける。言葉の有効期限を見誤る。

社交辞令が嫌い。

真に受けて、頼って、突き返された事を思い出した。自分嫌いがまた出てきた。

文句や後悔や悪いものが一気に噴き出してきた。

こんなのになるはずじゃなかったのに。

楽になりたい。

3シーズンシュラフと保温着

先日の中央アルプス縦走に続いて、10月に北か南アルプス縦走を検討中。

中央の夜は、エスケープヴィヴィでギリギリの耐寒だったので、秋のアルプスなら保温力アップしたいところ。

そこで考えるのがシュラフと保温着の組み合わせ。秋冬用のダウンシュラフはあるが、嵩張るので持って行きたくない。ザックの中が占領されてしまう。

そこで色々検索してみたら、フードなしの撥水ダウン封入されたよさげなものがいくつか見つかった。

1つ目 Sea to SummitのスパークⅡ

2つ目 hiker’s dépôt down bag

さらに、単体使用では氷点下が厳しそうなのでコンパクトになる濡れにも強い保温着も探してみた。

これは、ファイントラックかモンベルで考えており、機能的にはファイントラックが欲しいところ。

全て手に入れると9万円近くなり、財布は痛い。秋冬用のシュラフを売って、ゴニョゴニョして、、、。

もうしばらく検討してみることにする。

そして、検討してたらパタゴニアからマイクロパフフーディーという商品が出ている事を知った。以前からサイトを見た時、なんだか高い防寒着があるなあと思っていたが、これも良さそうである。

市川紗椰さん

カーラジオから聞こえてきた夕方のNHK番組。

今日は一日“音の風景”三昧

電車オタク、そして音鉄と言われるジャンルの方らしい女性が熱く鉄道に関する音について話しをしておられました。

話し方、中身、その全てが電車愛を感じさせるマニアのそれでした。

明るいけど派手でない声。

そして、た、はい、の発音が私の好みでした。

話ぶりから自分の好きがくっきりしてて、相手の世界も認められ、好きな事に没頭できる感じが伝わってきました。

凄く声の持ち主に惹かれました。

帰って調べたら、市川紗椰さんという名前が出てきました。美人でマニアで声がいい。

画像検索で出ていた深い青色の服を着ておられる写真を見て驚きました。

そしてこの方のおかげで夢を思い出しました。

きっと会うことはないと思うけど、ファンになりました。

アルプスの見える街っていいな

他人の芝生は青いのだろうけど

市街地の溝にも綺麗な水がたくさん流れてて

すぐに行ける所に大きな山があって沢があって

冬はとても寒いんだろうけど

いいなあ、住みたいなぁと思いました。

浮かんだ言葉

子供たちが寝る前に

妻の読むかぐや姫を聞いている。

今夜は綺麗な月夜。

寂しくなるからあんまり見ない。

私がみた光は太陽でも月でもなく

でも今夜は

月のように思えた。

難題を出す姫の姿と重なったから?

明日はどの山の上から月が見られるか。

長い長い尾根を下る時か。

TJAR中央アルプスコースを辿る

9月14日土曜日、これ以上ないくらい晴天の中長野県木祖村にある藪原駅を9時に出発し、まずは木曽駒ケ岳へ向かいました。出発地を藪原にしたのは、レース中のチェックポイントだからです。選手のオアシス、スーパーまるとが近くにあることも確認しておきました。

(駒ヶ根に駐車しておけば下山後の着替えを持たなくてよかったのですが、寝坊したので予定の電車に間に合わず、車は塩尻駅周辺に駐車しました。そのために、汗まみれの服で電車に乗るわけにはいかず、ザックを軽くしたいけど着替えもわざわざ持って行くことにしました)

国道19号を南下し、報告書でたびたび目にする2つのセブンイレブンを確認しながら、道の駅手前の交差点を左折して、駒ヶ岳別荘地の中の舗装路を登山口まで歩きました。ここは走り続けるには斜度がきつく、走れるくらいでないと参加できないのかなあとか、別荘欲しいなあなどと考えていました。

標高がすでに1000m位で気温が低く、初秋の風が吹く気持ちのよい道でした。集落内の水路に岩魚らしき魚がおり、環境の良さを感じました。近くの釣り堀から逃げたものかもしれません。

あちこち見ながら気を紛らわせ歩くこと70分。登山口に到着しました。

途中に水場があったようですがわからず、次の水場”力水”に期待し進むことにしました。

今日は早めにストックも出しています。ストックを出す時のイメージは、早月尾根に入る望月選手です。

ここからコースタイム60分の林道だったのですが、想像以上に斜度があり、脚がキツイと言っているのがよく分かりました。

普段からこんな序盤でキツさを感じる事はなく、扁桃が腫れてるから?寝不足?一昨日のジョグで疲れてる?と色んな理由を考えますがどれもしっくりきません。

原因わからぬまま、4.5号目の力水まで歩きました。

水は湧いており、備え付けのカップで1L補給しました。

水を入れたプラティパスから離れた体に冷気が伝わってくる程冷たい水で気分一新したところで、キツさの原因を考え杖をやめてみたところ、あら不思議。登りやすく、脚のキツさも減りました。歩き易さを目的にした杖が、却って足を引っ張っていたようです。

杖を使いこなせる筋力などが不足しているのかもしれません。鍛えます。

さて、この日歩いたのは、福島Bコースという長ーい道でした。そしてずーっと樹林帯。森林限界が来る頃はガスで景色ゼロ。

考えることも無くなり、途中生えている野生のブルーベリーを食べながらもくもくと登り続けました。

北アルプスを越えてきてこれかと思うと、選手の強さにただただ驚くばかりです。

チングルマの花が少し癒しを与えてくれます。

稜線に出たのは14:50頃。晴天が待ってくれていました。登山口から3:25かかりました。

木曽駒ケ岳は宝剣岳に気を取られて登る気力が湧かず、トラバース道でパスしました。沢山の人が来られており、人気のある山であることを感じました。(帰宅して報告書見ると、木曽駒ケ岳はチェックポイントでした(゚o゚;;)気をつけなきゃ)

チェックポイントである宝剣岳は通過必須なのですが、その前にもう一つ行きたい所がありました。

それは宝剣山荘です。宝剣山荘の食事が食べたかったのです。行動食ばかりでお腹が空いていました。

カレーの胃袋を用意して、扉を開けると壁のメニューにはカレーの文字が!しかしその下に食堂メニューは14時まで、と書かれていました。

受付のお兄さんは私の雰囲気を察したのか、帳面をつけながら、食事の提供は終わってますよーと一言。

仕方なく、パン2つにポリッピーとグレープジュースと水を買い、NHKの映像で見たことのある小屋の中をキョロキョロしながらパンをかじりました。

ここでもゆっくりし過ぎないようにして、カレーは14時までと強くインプットし、次なる宝剣岳へ向かいました。

が、その登りのしんどいこと。脚は進みますが力強さや軽やかさが足りません。始めの林道のダメージがまだ残っていました。

石田賢生選手の呼吸の話を思い出し、腹式呼吸をしながら登り切りました。

15:50 宝剣岳山頂です。

絶景の雲海を写真に収め、次の目的地、檜尾岳に向かう準備をしました。

今回の山旅には地形図を8枚用意しており、地図内の山域が終わるタイミングで新しい地図に更新していました。晴れて風の弱い日は入れ替えがしやすいのですが、雨や風の強い時どうするか、考えなくてはなりません。一枚ずつパックした方がいいのでしょうか。とりあえず風が強くなる山頂での更新は控えた方がよさそうです。

16:20 2018年近内選手の地図吹っ飛びシーンを思い出しながら宝剣岳を後にしました。

途中、雲海に沈む太陽に感動しながら休憩も兼ねて登りで写真を撮りました。

この感動を伝えたい人の名前が頭の中に浮かんできます。

途中風が冷たくなってきたのでウィンドシェルを着て、ジップを上げ下げしながら体温調節しながら進みました。

18:15 檜尾岳に着いたのは、日が沈み西の空が青紫色になる頃でした。

先に進むか、すでにテントが何張りか見えている、物の怪の噂のある東側の避難小屋前でビバークをするか、長めの休憩を取りながらしばらく考えました。

少し前に左足を捻っていましたが軽症です。

左アキレス腱に靴擦れが生じていましたが、そのままなら痛みも問題なさそうです。むしろ止まってケアした方が痛みそうです。

疲労度としてはゆっくりなら進めそうです。

冷えてきましたがレインウェアを着れば進めそうな気温と風です。

ふと、TJARの参加要件を思い出しました。標高2000m以上の所で4時間以上のビバーク泊10回以上の経験回数ってあったような、、、と。

進むために着込んだレインパンツはそのままに、避難小屋へ向かうことにしました。

月が登り始めていました。

避難小屋に小さな明かりと、その遠く向こうに月の光。15夜のお月さまです。

砂地の平たい場所にストックシェルターを建て湯を沸かし、α米とフリーズドライのカレーを作り、靴擦れのケアをし、ササっと諸事を済ませ20時就寝、0時起床の出発としました。

ダウンを着て寝ましたが、足先の寒さに途中目を覚ましました。足先対策を講じる必要を肌で感じます。

再出発は真夜中でした。

月が明るく、ゆっくりやるならその灯りで撤収作業ができそうでした。

しかし、忘れる物によってはレース続行不可となる場合もあると考え、遊びはやめてヘッデンで照らしながら、ゴミを残してないか、忘れ物がないか泊地を確認するところまでを丁寧にやりました。この癖付けは大切な事だと思っています。

月明かりの中歩く稜線は、遠くの沢の音とさらに遠くの飛行機の音、風の音、そして自分の足音のみの何とも言えない面白い場所でした。

寝ると回復することを実感しながら、それでもやっぱり熊沢岳や東川岳の登りは脚にこたえるなあとぼやきつつ、木曽殿小屋を目指します。

東川岳登りの前に、銀色のサバイバルブランケットに包まれた人型の様な物が登山道から外れた場所にあり、遭難者が夜を明かしてるんだろうか?と思い、遠くから迷惑かもしれないと思ったが「大丈夫ですか?」と大きな声で尋ねました。

「大丈夫です」とすぐに返答があったので通過するとことにしました。ビバークする所としては良い所に見えました。

2:00 木曽殿小屋に到着です。

すぐさま水補給のために真っ暗な小屋のテラスを抜け、空っぽの1Lプラティパスとストック二本を持ち義仲の水を汲みに行きました。

小さな岩を乗り越える時に膝を擦り、新品ゴアのレインパンツに穴が開いてしまったのが残念でしたが、同時に疲労で注意力が低下し散漫と歩いていることに、気を引き締め直すいい機会でした。

水汲みの後は、風裏でマットを敷いて20分ほど仮眠をし、ゴジラの背中のように浮かび上がる空木岳の稜線を登り始めました。

何かの情報で偽ピークがあると知っていたので、目の前のピークを、「あれは偽物、あれは嘘」と呟きながら、偽物と判明した時のショックを和らげようとしましたが、やっぱりショックでした。

思わず笑ってしまうピークの波状アタックを楽しみつつ

3:40 空木岳到着です。岩岩のシルエットがとてもかっこいい山でした。

ここから長い下りです。朝の7時に駒ヶ根スキー場着を目指しているので空木岳頂上は早めに通り過ぎます。

ここまでの反省として、景色のいい所で休む時間が長くなっていることを思っていました。

出発準備の人で賑わうヒュッテのテラスを通り抜け、駒石(たぶん)にタッチし、空木平避難小屋に後髪を引かれつつ、平地と下りは小走りに先を急ぎます。

そうしているうちに夜が明けてきました。

残念ながら樹林帯に入っていたため日の出は見られませんでしたが、木立の間を射す朝日に朝を迎えた嬉しさを感じられ、心ばかりスピードを上げて進みました。

6:05 迷い尾根到着です。地形図にショートカットルートを書き込んでいましたが、正規のルートを通ってしまいました。

カバンを下ろし補給を摂って長めの休憩としました。この時点で7時に駒ヶ根駅は諦め、8時に駒ヶ根スキー場に下方修正します。

ここからの下りは気持ちのよい小道だったように思います。

すでに何名かの登山者とすれ違っています

洗顔した水場

MTBで下ったら気持ちよさそう

登山口近くで12年TJAR完走者の阪田さんが登って来られるのを見かけました。有名な山には有名な方がいるんだなぁとすこしテンションがあがりました。

そしてアウトドアショップKにたどり着いたのは8:35でした。

さらっとアウトドアショップKと書きましたが、TJAR報告書で何回も目にしたODSKってここか!って嬉しくて、思わず写真を撮ってしまいました。

その後は近くの芝生で道具を乾燥させ、10時に開店したこまくさの湯で汗を流し、わざわざ持ってきた服に着替え、駒ヶ根駅に向かいました。

長い間悩みの種だった右膝の痛みが出なかったことが嬉しかったです。

バスを探しましたが、ここから駅までも下見だなと思い直し歩くことにしました。

これもまた報告書で書かれているだろうすき家やドラッグストアを横目にカフェで朝ごはんを食べ帰宅の途につきました。

こまくさの湯では、後で調べて分かったのですが偶然にもTJARキャンプ後の方が入浴されており、憧れのロゴがくっついたザックをいくつか見かけました。

駅に向かう道の途中では男澤さんもおられて、こんにちはと挨拶をすることができました。

再来年はキャンプに是非参加してみたいです。

行かない、行ってはダメだと思っていたアルプスですが、確実に行動圏内になってきています。10月は4連休を申請し、北か南を行こうと思ってます。

今回の旅をTJARに繋げられるよう今後も試行錯誤していきます。

(気をつけるところ)

地図にCPなど大切な情報は書き込む。

休憩をコンパクトに。

ストックの使い方に慣れる。

登りに使う筋肉の持久力強化。

足先の冷え対策。

足先トラブルの早めの対処。

今日のトレーニングと靴の慣らし

仕事終わりに、職場近くの公園で10kmジョギング。後半少しペースあげて。

秋になると走る人が増えています。

今日は、週末に中央アルプスで履く予定の

この靴スポルティバのアキラを慣らす目的もありました。

頑丈でロードランニングには重たいですが、山だと安心感につながる気がします。

甲の部分の足との一体感は高く、走り始めは横幅がキツイかな?と思いましたが、途中からキツさは無くなりました。

足指の遊びはありません。

靴底の反発を使って走るようなものではなく、持ち主の能力を邪魔せず、持っている能力以上に高めもせず、でもしっかりと足を守り、素直に要求に応えてくれる使える道具感のある靴でした。

当面は

週3回自転車通勤

2回は仕事終わりにランニング

筋トレは週4回

週末は山くらいの無理ない感じでいこうと思います。

何かできることがあったら言ってね という言葉への違和感

「何かできることがあったら言ってね」

と言われた時に違和感を感じていた。

助け舟を出してくれているのにポンッと乗れない、むしろためらう感じがしていた。

この言葉は時々聞くけど、もしかすると、

言われた人が、言ってくれた人に

頼もうとする行為ができるかできないかをまず考えさせる言葉ではないだろうか。

困っていて助けて欲しくて、頭がいっぱいになっているだろう人に、

「助けを求める前に、私がそれをできるかどうか判断してから言ってね」

と考え事を増やしているように受け取れる。

そして、「言わなければやらないし、私は助けるって言ったけど、言う言わないはあなたの勝手だよ」って言葉の裏で言っている気がする。なんていうか、自分の安全を確保した上で、助けるふりして自己責任を強調し突き放している。

二次災害予防のやり方である。

さらに言えば、できることがなさそうなら言わないで、と余計なこと言わないでというメッセージや、あなたが私にできると判断して言われたことも、私がしたくないならやらないよ、という意向も見え隠れする。

だから助けたい、力になりたい、って本当に思うなら違う言葉かけになるんじゃないかと思った。

「何かをできることがあったら言ってね」は、

100%の助けたいを表す言葉ではなくて、あくまであなたが、しっかりと判断した上で求めてきた助けの要請を、私が受けたいか受けたくないか判断して、私もできると思って、私に責任が及ばない範囲でなら、応えてもいいかも、という

共感とは違う

同情でもない

本当に困っている人の助けにはなりにくい言葉なんだと思った。

こんなことが必要だと思うんだけどやってみていい?とか

側にてくれるとか、一緒に考えてくれるとか、

できるできない分からないけどやってみようとしてくれるとか、(ほんとに相手のことを心配でやった好意ならそんなに的外れにはならないように思う)

なんというか血の通った言動、

それが助けたいの表れなのかもしれないと思った。

同情じゃなくて共感するっていう話は、その後に来るものだと思った。

私の考えはひねくれてのかもしれないけど、

そんな助けを求めている人がきっといると思う。