降って湧いたような休日になり、山に行くことにしました。
初春に途中までしか登れなかった大江山に行くことにしました。
地形図を見ると、大江山に連なる尾根が綺麗な等高線を描いています。しかし歩くとなると時間が少し足りません。なので、トレランで縦走することにしました。
PTAの書類を急いで片付け、高速を飛ばしたどり着いたのは、大江町佛性寺の舗装林道。別荘地を通り抜け車を停めて出発です。
枝が折れて屋根に落ちてこないか気がかりです。時刻は12:15
まずは、鍋塚山を目指し林道を登ります。お昼を食べてすぐなので腹痛予防に早足歩きで進みました。しばらくすると山道に入る分岐が現れました。
ここで12:35
ここから200m程登ります。
尾根上の分岐に出ました。
12:43
右に進むと開けた山が見えてきました。5分ほどで鍋塚山です。
山頂から360度見渡せます。晴れており暖かい春の日差しです。
芝生にベンチもあり、家族登山や初めての登山に向いている感じです。
12:48 鍋塚山。
お腹も落ち着いてきたので、ここから大江山目指して走ります。
尾根を下っていると突然小屋が見えてきました。小屋は開放されており中は綺麗なので、泊まりにも使えそうです。そしてここまで車で上がって来られるようです。
左がトイレ。正面が小屋。13:05
ここが鞍部になっており、また登りに入ります。
笹の茂る道をしばらく登ると、大江山の前に小さなピーク。鳩ヶ峰です。
鍋塚山ほどではありませんが、ここも綺麗に整備されており、眺めも良いところです。
13:14 鳩ヶ山
そこから15分ほど新緑の尾根を通り抜け進むと今日のハイライト、大江山です。
山頂。とても開けており、東屋もありました。13:28
いい天気なので5分ほど東屋で休みます。
遠く丹波の方?を眺めます。

思っていたよりだいぶ楽に到着したので、もう少し脚を伸ばすことにしました。尾根続きで、赤石ヶ岳という山に向かいます。
登山道、砂利の林道を繋いで見えてきたのは、綺麗な形の赤石ヶ岳。新緑に覆われる斜面が見事です。
近づくと赤い岩がゴロゴロ。さらにマムシもお出迎え。
山頂は、これまでの山と比べると少し寂しく、看板は色褪せ、東屋はだいぶ傷んでいました。しかし、眺めは良く、振り返ると大江山が見えました。
14:09
ここから、大江山方面に戻ります。上りのペースが少し落ちており、急に走るのは体に負担がかかるなぁと呟きながらペースの維持を心がけます。
ブナの新緑トンネルを抜け、次にたどり着いたのは鬼嶽稲荷神社。
ここは冬に別の尾根を登ってたどり着いたものの、積雪で先に進めなかったところ。
トイレも水道もあります。
お稲荷さんに10円お賽銭を入れお願いをして、社務所横の立派な小屋で休憩することにしました。
立派な小屋。中にはあがり畳も。冬でも泊まれそうです。
お稲荷さんの写真はありません。撮ったら罰当たりそうなので。
ところが、不動滝100m、鬼の洞窟300mなる看板を見つけてしまい、休憩前にそちらにも行って見ることにしました。
ありました、鬼の洞窟。隠れ住むにはぴったりな所です。
15:14 鬼の目線で外を見る。
予想外のオプションも見ることができました。
次いで、ようやく休憩に入ります。買ってきたクッキーに葉っぱを敷き、アルコールストーブで滝水の水道水を沸かしコーヒータイム。

居心地の良い小屋です。

景色がよいので外でいただきました。

20分ほど滞在し、後は停めた車までアスファルト林道を走って下ります。
途中可愛い鬼がいたので近づいてみました。
16:05 盃の中は、枯葉でした。
帰りは国領温泉で汗を流し、今日の山行は終了しました。
地図読みは難しいところは一切なく、ペース配分や走り方、脚の運び方を意識した日でした。
首筋が日焼けしました。