イワナ釣りの季節です

残雪踏み越え、ドロドロになりながら春の沢へ。恐らく第一踏。

三畳ほどの淵にはだいたいイワナが居り、サイズは20cmほど。一番大きな淵には尺イワナ。今日は全てリリース。

そこにイワナがいるとわかるだけで満足。嬉しい。

雪の上の沢靴はよく冷え、足の感覚がなくなり、さらにはポカポカに。

定番カップ麺でお昼を済ませ、も少し釣り上がって納竿。沸かしかけたお湯がひっくり返ってあわやガス缶爆発の危機。師匠がとっさに川に沈めて危機回避。

ヤマブキ咲く頃が釣り始め。

マンサクとは先ず咲くからマンサク。

今日もいっぱいいいもの見られたよい日。

よい日はおすそ分けしたくなるなあ。

5.9程度らしい

イワナと山菜

高原キャンプから、翌日はイワナ釣りと簡単沢登りだった。

先々週はゴルジュ雪渓に阻まれ引き返した沢。

今回は、僅かにスノーブリッジを残すのみで、雪に押し倒された木々に埋もれる春の沢。

源頭に近づくと入れ食い状態に。最後の滝の下では太い金色の雌イワナに会うことができました。それまでの沢に満足してたので即リリース。水がほんと透明で「綺麗」の連発。

お昼は定番カップ麺。途中採ったギボウシを湯がいて投入。

最後は千島笹の藪をかき分け林道に。

いつもここにはいい時間が流れています。

家の中で焚き火感覚

服部文祥の動画を見ながら、薪ストーブに当たっていた。すると、沢泊で寝る前の、焚き火で服を乾かし熱を蓄えている時のような錯覚を覚えた。

ご飯でお腹いっぱいで、火にあたりながらうつらうつらしている時の満ち足りた感覚。

週末は冬山だけど、春のイワナと沢登が待ち遠しい。服部さんみたいにな山旅を、同じ感性の人としてみたい。

若浪川にイワナはいるか?

魚影はかなり薄く、

釣り遡行というよりは滝見遡行になる可能性大。

そんなことよりなによりも、水温の上昇、降雪量の減少、温暖化現象が生態系に及ぼす影響を考えざるをえない、そんな一日を過ごしました。

渓峰尖 また折れる

8/22は朝7時に集合して、但馬の沢に行ってきました。

名のない滝を眺め、釣り上がっていきました。

こんなのとか
こんなのとか
どこも涼しい
高さ30mくらい

仕掛け交換中に、小さくこけた釣竿が穂先から二番目のとこで折れてしまったのが残念でした。その日は隊長に借りた竿も使って6匹の釣果。

水温はやや高めで、イワナも熱中症だったのかもしれません。一番大きなイワナだけいただくことにしました。

詰めのあたりは平たく明るく平和な沢で、テント泊できるところがあちこちに。

秋に再訪したいところです。

神童子谷。有名滝に会いに行く

関西沢登りの本。その表紙を飾る滝、釜滝。

沢登りを始めた頃から何度となく写真で目にし、滝壺の美しさを聞いていました。

今回はその滝のある神童子谷へ一泊二日の沢登り旅へ行ってきました。

二日目に訪れた釜滝とその滝壺は、噂に違わず見事な青と、シンとした深さがあり、ただ感動し、水の冷たさに震えながらそこに溶け込もうと泳いで潜ってをしてきました。

ただ、日の射すハイライトシーンは見逃したので近々再訪したいと思います。

沢山人がいたので溶け込み率はちょっと低めでしたが、いい時間を過ごすことができました。

その後は犬取谷を詰め、稲村が岳タイムアタックと大日山を遊び、テクテク2時間母公堂まで下山しました。

綺麗な水のある場所に住みたいなあったあらためて思いました。

横行渓谷水遊び

平日休みを利用して、車を使って兵庫県養父市にある横行渓谷に行ってきました。

小滝の釜を利用して水遊び。沢靴のチェックも兼ねて。

釜の水は陽の光を浴びて、キラキラとエメラルドグリーンに輝いておりました。

飛び込んでみるとそれはまぁ冷たく、みるみる体温を奪われ、手足は真っ白、唇チアノーゼ色に。吐く息は白くなり、沢の季節はまだ先だと実感した次第です。

水中にiPhoneを沈めて写真を撮り、しばらく水辺に漂った後に、麓の湧水『ぶなのしずく』で組んだ水と、その辺に生えていたクロモジでお茶を作り、冷えた体を温めて帰路につきました。

もう2年近く、心から笑ってないなぁと思いました。

源流イワナ釣りの仕掛け

超硬調竿5.2m

鮎釣り用天上穂先糸オレンジ色60cm

0.4号ハリス30cmにヤマメ針7号を縄船結び

オモリ(号数忘れた。BB弾くらい)

目印

ブドウ虫

今夜は来週の釣行に向けて仕掛けつくり。

右俣は鱒沢 左俣は岩魚沢

週末は沢暮らしをすべく、沢泊まりと源流釣りの用意をして出かけました。

難無くたどり着いた滝前で昼ごはんを食べ、湯沸かしの間に釣り糸を垂らすとアタリがあり、幸先良いなあと滝上の流れを想像しながら、食後にすぐ高巻きを開始。

巻の途中に、獣臭漂う熊の寝床を見つけ、熊除けに発声しながら先を進む。

竿を出すのはまだ先と遡行してたらまた滝が。補助ロープで登るには手強く、地形図眺めてまた高巻に。標高上げるとまたさらに滝が見え巻を継続することに。大小合わせて予想以上の滝出現率。

ようやく竿を出したらすぐにアタリはあったが、いつもと様子が違う。サイズの割にやたら引く。魚の色が明るい。

で、釣り上げると、鱒!虹鱒である。

水中でも、地面に上げてもビチビチビチビチ。細かくビチビチ。持つとマッチョ。まだまだビチビチ。

岩魚のような潔さが感じられず、やや嫌いに。いや、だいぶん嫌いに。バラしても何度も食いにくる食い意地にまた辟易。

何度釣っても鱒しか釣れない。どうやら岩魚は駆逐されたようだ。師匠曰く、山師が放したらしい。釣る気がだいぶん減衰し、夕飯分釣って納竿。

3時ごろだったが泊地を見つけ、焚火夕飯時間に。鱒はしっかり塩を振り遠火の強火で塩焼きに。悔しいかな味はよかった。

お酒をいつもより大目に飲んで9時就寝。

夜中の1時にテント付近でムカデのような足音がして目覚めたが、気のせいだつたのでそのまま4時までぐっすり。山では早寝早起き楽勝。

行程は長くないからゆっくり火を起こし直し、朝ごはんを食べ6時に再出発。

左俣の滝があると思われるところより少し上流まで尾根を進み、入渓して最溯上。

この沢、岩魚の天国でした。昨日ここに泊まったら良かったなあなんて言いながら釣り上がる。ブドア虫が無くなったが、師匠の獲る川虫やこおろぎを餌によく釣れた。かなり小さな川虫でも釣れた。

2人合わせて塩焼きサイズが11本、尺の刺身サイズが2本。大きいのはさすが全部師匠の釣果。

ライントラブルが何度かあったので反省点がいくつか残る。

左俣を上り詰める前に納竿。岩魚を捌いて、沢水を氷替わりジップロックに入れ、熊笹を抗菌剤にして保冷バッグに詰め下山。下山道は恐れていた藪漕ぎは無く、釣れた魚の重みで肩が凝ったものの、ふかふかで癒しの山道でした。

源流で岩魚釣って、焚火しながらお酒飲んでテン泊して遊びたい人、なかなかおってないなぁ、どうしたら見つかるんやろ、どうやって声かけたらいいのかなぁ?なんて師匠言いながら車を置いたところまで。

梅雨前の緑あふれる週末源流暮らしでした。

沢登りの写真で気がついたこと

昨夜寝床で過去の沢の写真を眺めていた。

すごく嬉しそうな笑顔が沢山あった。嬉しさが爆発しているような笑顔だった。

幸せだったことを何度も思った。

なんでこんなに幸せだったのだろうか。

気がついたのは、今その笑顔がなくなっていること。

もう一度、そして何度でもその笑顔が

ただただ見たいと思った。見られるならなんだってするかもしれない。する価値があると思っている。

眠たくなっていたからおかしな気持ちなのかもしれないけど。たぶん何度でもそう思うんだと思う。

沢や滝にとっても似合うのは、真顔でも苦虫顔でもなくて優しい顔なのだと思った。