幅のある山遊び

休みの間は、イワナ釣り、縦走、ハイキングと山の中にいる時間が多かった。庭でタープ泊もやってみた。

イワナのひそむ雪解けの沢
庭でタープ泊 シュラフのテスト

トレーニング要素が無かったなあと思って、昨日は兵庫県多可町にある千ヶ峰に、登りトレーニングに行ってきた。

みつまたの咲き誇る三谷駐車場から山頂までスピードハイク。少しの平地でも小走りで、ストックワークの練習もしながら、息を切らせて登った。

ミツマタに埋もれる

綺麗な景色は目の端に保存しておき、沢沿い、樹林帯、ガレ場、落ち葉の緩斜面、笹の急斜面と数パターンの道を、腸腰筋で脚を引き揚げ、ハムストリングや内転筋を使って身体を押し上げる動作を繰り返した。標高差は600m。

一本目 31分

二本目 30分(1分短縮!)

見えない氷ノ山 のある方向

山頂は暖かく、お弁当食べたりビール飲んだり楽しそうな雰囲気。20人くらいがいたと思う。

好きな三角点にそっと触れてしばらくお昼寝。

けなげな二等三角点さん

一本目の下りは駆け足だったけど、二本目は沢や花を楽しみながらちょっとペースダウン。

名前調べたいけど手がかり無し
春の沢感が漂う小滝

下山後は糖質とタンパク質補給を狙ってヴェロカフェでチキン乗せたカレーを食べ、3月で閉業する春蘭荘のお風呂に入り、休憩室で昼寝をして帰宅。

余裕を持って山を遊ぶには、体力が必要ですね。

滝沢山とキムチ鍋

日曜日はマラソン大会救護で出勤扱いとなり、本日代休をいただいておりました。

大山に紅葉見に行こうと思ってたのですが、低気圧とそこから伸びる短ーい前線により、天候不順の予報が出ていたので、近場に変更しました。

同行予定者がぎっくり腰で欠席となったので、ちょっとハード目の登山に変更しました。

お気に入りの扇ノ山山頂避難小屋でランチを食べることを軸に予定を組み立てました。

地図を見ていると、霧ヶ滝が近くにあったのでまずここに行くことにしました。

11:11 霧ヶ滝渓谷入口出発です。

初っ端なからこの感じで、期待が膨らみます。

晩秋の渓谷を、時々熊よけに声を出しながら進みます。

標準コースタイムが1時間だったので、40分くらいで着くかと思ってたのですが、ちょうど1時間かかりました。

木々の隙間から、立派な岩壁が見えてきました。

もう案内なくても迷わんわ!というところにこんな看板。

山肌の向こうに見えるはずの滝を想像してワクワクしながら進むと、予想を上回る滝が現れました。

すごいしか出てきません。

そのうち言葉が続かず静かになってしまいました。無限に形を変えながら落ちてくる水を眺めます。

滝前空間が気持ちのよい滝です。

この感覚

嘘はついてないなあとしみじみ思います。

滝の下には岩魚が泳いでいました。

飛沫で少し冷えてきたので、お昼ご飯に向けて移動です。

地図を見ると滝の右岸を巻き上がり、そのまま登山道に出ることで扇ノ山山頂に行けそうでしたので、来た道を戻らず、そちらの道を行くことに。

落ちたら死ぬような体力勝負の巻きでしたが、なんとか成功。石垣で組まれた登山道にでました。山と高原地図上で破線なのが気がかりでしたが進んでみることに。

見下ろすと、落ち葉で隠れた地面を裂くように無名の滝が見えました。

登山道にでた安心感で写真を撮る余裕がありましたが、5分も経たないうちに壁に当たってしまいました。

登山道が谷のところで崩れており、向こうに見える登山道まで一度谷に降りる必要が出てきました。一見楽に降りられそうな谷だったのですが足場が悪く、草の生えていない斜面に降りられず立ち往生してしまいました。

登山道に登り返し、次に考えたのはさらに登山道から山側の斜面を登り、コンパスで示した山頂方向に真っ直ぐ進む方法でした。

雨が降り始めグズグズするのはよくありません。登ろうとする斜面は、木がたくさん生えておりよじ登ればいけそうです。登った先は地図上ではなだらかな斜面です。

滝を巻いた時と同じくらいの斜面を登り、登った先でレインウェアを着込み、コンパスの角度を合わせ、道の無い所を進み始めました。圏外だったのでアプリで現在位置を確認できませんでした。

写真のような特徴の乏しい所を、時々遠くの地形も確認しながらガンガン進んでいきます。

時々作業用林道を歩きながら、逃げる鹿を見つけ、なめこを採集しつつ、笹薮を掻き分け、扇ノ山に向かう登山道に出てきました。ほぼ読み通りでした。

そこから15分ほど歩きたどり着いたのは、先週一目惚れした山頂避難小屋。

ガスの中に立つ姿も素敵です。

早速お邪魔して、二階で昼ごはんにします。14時半頃でした。

外は雨風が強くなっています。

レインウェアを脱ぎ、ダウン上下を着込み、温かいキムチ鍋を食べ、1時間休憩のち再出発です。ヘッドランプを取り出しやすいレインウェアのポケットに入れ走り始めました。

熊がいる場所なので暗くなる前に車のあるところへ戻りたいです。

登山道を走り、畑ヶ平の農道から舗装林道をただただ走ります。

途中、亀、鶴、お面滝を写真に収め、

幸せな記憶が蘇る滝です。

のり面吹付工事の人も写真に。

そうそう、のり面工事の現場交通整理をしていたおじさんが、走って降りてくる私を見て驚いていました。まさかこの時間と天候の中、山の中から走って降りてくる人がいるとは想像しなかったでしょう。

私もこんなことをするとは思ってませんでした。

最後は見たことある看板を見つけ、2年前の記憶をたどりながら17:15分スタート地点に戻りました。

帰りは、定番になりつつある名湯村岡温泉に浸かり

移り住むなら、綺麗な水と温泉と沢と山が近くにあり、ややこしい付き合いがなく、気の合う人と住める場所がいいなあと思うのでありました。

死ぬまで消化試合予定の日々ですが、疲れを伴う中身の充実した山行でした。

今日は、但馬へ。滝二本から蘇武岳と林道抜けて植村直己記念館。

朝、娘を抱っこすると、今日は一緒にいようか、という気持ちになり、渓流釣りは諦めて蘇武岳に行くことにしました。

有給だし、なにも保育所に預けなくてもいいやと思いました。

蘇武岳にしたのは、以前から行きたかったことと、車で頂上直下まで行けるからでした。

滝も見たかったので、近くの有名滝、猿尾滝と、女郎滝も予定に加えました。

そして忘れてならないのが、植村直己さんです。記念館にも行くことにしました。

猿尾滝の滝前は、ウスバカゲロウが舞い、そしてもう夏の葉っぱの色であふれていました。

蘇武岳に行く林道入り口近くにある女郎滝

初めて見ましたが、予想以上の形の綺麗さに嬉しくなりました。岩肌を流れる白い水の濃度がいい具合でした。

蘇武岳は、頂上までは登らず開けた場所でご飯とハンモック。

今度はテント持って来たいところでした。

続いて崩れかけた林道を、車のお腹をこすりながら下り、植村直己記念館へ。途中一の滝をチラ見。

神鍋道の駅を通り過ぎる時は、いい思い出にちょっと悲しくなりました。

閉館1時間前に着いた記念館。始まりの映像に感動しました。これはいつ見ても感動します。

植村直己さんの言葉で気になったものを写真に撮りました。

今日も山や川に関することで1日過ごすことができました。

足尾滝 子どもと行く 神河町新緑の滝

広い体育館で、すんごく寂しい気持ちに包まれ続けたせいで疲れ果てました。SOS出してました。

その後、末っ子一人連れてどこかに行くことに。

お昼から行きたいところ、、、自然しかない!で、思いついたのは滝か水遊びのできるところ。

車で1時間。子ども連れているのでそんなに歩かなくてもいいところ。今まで行ったことのないところなら尚良し。

で、教えてもらったのは、兵庫県神崎郡神河町の足尾滝。

林道に入るとすぐに対向車が現れました。地元の方です。聞くところによると、林道入り口は普段は鍵が掛けられているみたいです。今日はついてました。滝が目的だと言うと、開けておくということでした。おかげで、30分歩きが10分で済みました。

杉の木立の中を歩くと、

現れました、滝です。

気配無く突然現れる驚かせタイプの滝に感じました。

新緑と滝の組み合わせです。藤の花もたくさん咲いています。

心配だった水も流れています。

末っ子も、丸い目を更に丸くして滝に見入っています。

パウンドケーキを分けながらおやつを食べ、ハンモックを張りしばらくのんびりします。

小1時間ほど居たのでしょうか。雲が増え、少し肌寒くなってきました。末っ子もくしゃみをしており、帰ることにしました。

帰り際、末っ子が滝にバイバイしてました。その行動にちょっと心が通じたように思いました。

帰りの車の中で、共感することについて、考えました。

また次行ける日はいつなのかなあ。

足尾滝、新緑と紅葉の時期オススメみたいです。

南紀のナル谷 沢泊してきました

ゴールデンウイーク後半の最大行事、南紀のナル谷へ一泊二日の沢登りに行ってきました。

到着までは、ナビのヘンテコな案内で遠回りし、波乱の幕開けかと思わせられましたが、遡行自体はトラブル無く、透明な水と、新緑の沢をたくさん歩いてこれました。

好きなツボや滝も沢山あり、ドボンも短時間だけどやってきました。

天候に恵まれ、ツエルト泊も順調でした。

楽しめるので、写真は笑顔で写ってますが、幸せを感じるには程遠く、現れてくる記憶に翻弄され続ける沢登りでした。

いつか幸せな沢やりたいです。

イワナと沢と滝と山の恵みとメスティンごはん

題名に盛り込み過ぎたかも。

今日は小雨降る中、隊長秘密のイワナスポットへ。

四輪駆動のホビオで山に入ります。現場に仕事に行く人みたいで、田舎道に違和感なく溶け込みます。

ついた沢には残雪があり、水は雪解け水でとても冷たく、足はかじかみ体全体で山を感じます。滝も大小様々あり、釣れなくてもいいかも、と思える満足度でした。

源流のイワナはすれておらず、小さな流れにも必ずと言っていいほど居着いており、元気いっぱいでした。

17匹釣り上げ下山。

いけす一杯くらいイワナを食べたとおっしゃる隊長は、獲物を全部くれました。なので家族にお裾分けする余裕がありました。

帰りの車の中で、ふと思いました。

人里離れた高い山の上にある小さな沢で、ただ命の限りそこで健気に泳ぐイワナの姿は、誰もいない時にも昼も夜もずっと流れる滝の姿とおんなじだと。すると、イワナが獲物から、愛おしい存在に思えるようになりました。

とはいえ、捌いた後だったので、帰ってから刺身、フライ、骨煎餅、イワナ汁、塩焼きとしっかり料理して、さらにさらにメスティンとアルコールストーブ使って炊飯し、ありがたくいただきました。

山を身体に取り込んだ気がしました。

渓流竿 Daiwa ミノムシ 51で山に住む準備

先週のイワナ釣りで、

腕が悪いのは仕方ないとして、

竿の短さが気になった。

竿が短いと魚に近づくので、逃げられてしまう可能性がグンとあがります。

そこで、渓流竿なるものを買ってみました。他にも仕掛け巻きやら保冷バッグやら色々も。

手頃な値段で、ビギナーの私に向いていそうで頑丈そうなものを探し、手に入れたのはこれ。

Daiwaのミノムシ51

明後日デビュー予定です。しばらく使ってみて使用感書いてみようと思います。レビューや評判を探しても無いから、購入検討している人の参考になるかもです。

山で食料を得るための手段、レベルアップを目指します。

昼ごはんクラブで、イワナ釣って出せたら、喜んでもらえるかな?

養老山脈トレイルランニングレース 終わり

初のトレランレース。

道の駅で前泊して挑みました。

スタート地点ではTJARのO選手やI選手を見て1人盛り上がってました。

スタートから10km位までは上出来でしたが、舗装林道が始まると後退し始め、22km地点では75番に。

舗装路の長い下りが苦手なことに気づきました。

目標100番以内で、そこから山道だということで、追い上げようと思いましたが、脚が無く、階段に苦しめられぼちぼちペースに。

次々と現れる痛みを観察し、誰が1番励みになるか、いろんな人を妄想応援に登場してもらいながら、最後は養老の瀧を写真に収め少し元気UPしてゴールまで。

ゴールではゼッケンナンバーと共に、チーム名と氏名をアナウンスしてもらえました。

とりあえず目標達成は出来ました。

四年後に向けて課題もたくさん見つけられた大会でした。伸びしろありすぎます。

トレイル走りやすく、迷うところもなく、分岐には必ず、とても寒いのにスタッフの方が必ずおられ、すごい大会やなあと感心することしきりでした。トライアスロン大会やマラソン大会に関わったおかげで、大会作る方々の姿が想像しやすくなっていることにも気づきました。

ゴミ拾いしながら走ることができ、養老山脈美化に少し協力しました。

くっさいウェア洗います。明日から課題クリアに精進します。まずは減量か⁉︎

応援してくれた人ありがとう。

養老山脈トレイルランニングレースにいくまでの道がきっと辛いから、助けて欲しいんだけど。

エントリーリストも公開されている。

同じ県から参加する人は、、、

少ないなあ。近所の人なんて、皆無。

道中辛くなるんだろうな。養老の滝もあるんだわ。素敵なお土産あったらどうしよう。

今日からトレーニングはコアトレとストレッチに。炭水化物減らして早く寝るようにしよう。

今日のトレーニング

午後から仕事を早退し、傷めた肩のMRIを撮り、その後空いた時間でトレーニング。

近くの山へおやつ持って走りに行きました。気になっていた峠までのシングルトラックも走ってこれました。江戸時代の峠道も走り、封鎖されたトンネルも抜け(トンネルの真ん中あたりで毛が逆だつ感覚に包まれ)、不動瀧も眺め、山は終了。1時間半位滞在しました。

その後実家に車を停め、高校時代によく走った集落周回道路を、キロ4分10秒から4分30秒ペースで6周。高校生がよく走っていて寂しくないし、慣れているから眼鏡なくても走れるし、これは週一の定番にしようと思います。

実家でタンパクと糖質補給して帰宅。

景色見ても楽しくないので、ただ身体を動かしてます。