ファストパッキングのご飯

大雪山縦走前に準備した食糧について。

ハイカーズデポの土屋さんが雑誌で紹介しておられたポテチラーメンをアレンジしたものである。

無塩ポテチとラーメンは一袋ずつ。そこに大豆肉、チータラ、乾燥野菜、カシューナッツを混ぜてつくる。今回は2泊3日なので、ラーメンの味を変えて3パック作った。

ラーメンの粉末スープで十分に味がつくため、私はポテチは無塩にしている。

これが3つある

アレンジで何を加えるか、飽きをどう回避するかは毎回楽しい悩みで、スーパーの中をウロウロしている。

ラーメンの粉末スープで味をつけ、さらに変化させたい時はカレー粉をかける。

タンパク質をどうやって確保するか、これは毎回大いに悩む。

ベースは大豆肉。

そこにチーズ(裂けるチーズ、チータラなどすぐに溶けないもの)やサラミ、ビーフジャーキー、高野豆腐を加える。乾燥野菜も。

乾燥わかめも、繊維が摂れるから活躍する。

これを以前書いた自作コージーと耐熱袋に放り込み、お湯を注いで二、三分で食べられる。

麺がお腹の中で膨らむため、結構お腹いっぱいになる。一袋で3食賄うことも可能。

だんだん餌食べてるみたいな感覚になるのは、まだ想像力や工夫が足りていないということなのか。

そして、悪天で縦走は変更し、単発登山となりそうである。

アクシオライトが素敵

昨夜は仕事終わって、20時発のオーバナイトランニングに行ってきた。間にキャンプ場で4時間寝たのを除き8時間動きっぱなし。気温は15度から10度の間くらいで動いてないと肌寒かった。

ビバーク泊セットにインサレーション上下と食糧を背負い、舗装路をヒタヒタと進んだ。

着ていたのはティートンブロスのアクシオライト、長袖。下は山と道の5ポケットショートパンツ。靴下はハイカートラッシュ。

このアクシオライトがまぁ快適。

匂わない。ザックの擦れに強い。薄さが走りながらのこの気温帯にぴったり。

帰宅後、炎天下の中子供の運動会を見に行ったが、服はそのまま。

若い父母の中にあっても臭いが気にならない。そしてシルエットは程よく身体に沿い、かといって締め付けず、走っていても止まっていても快適。日差しを遮るのでちょうど良い。

値段もこのブランドにしては高くなく、とてもよい買い物をしたと思っている。

来週末の大雪山ではアンダーとして使ってみようか思案中。

おススメです。https://www.teton-bros.com/products/mens/mob/axio_ls.html

英会話とモノ系コンテンツについてSNSを見て思うこと

里山のガイドを英語でできたらいいなあと思って、院内の英会話教室に通たことがある。

間違ってもいいから口に出してみること。

これが大切だと学んだ。

ところで、InstagramやFacebookの英会話に関する投稿では、”〇〇が言えないと恥ずかしい”といった文字がよく目に入ってくる。

“笑われる”とか、失敗や間違いを恐れさせるような言葉が沢山。恐縮して話せなくなってしまいやしないか?と思うこと沢山。

これらは、私が学んでいた教室で教わったこととは真反対。新しい言語を失敗なしに学びたい気持ちは分かるが、むしのいい話に思う。

モノ系のコンテンツでも、失敗しない選び方とかあって、それを求める人が沢山いるということに、失敗を忌み嫌う風潮を感じる。

失敗を重ねて得られた経験から生まれる言葉や文字は、今後貴重な価値を持つんだろうなあと思った。

山と道のザックは一部豊岡製

手持のファストパッキング用のザックはどれも容量がだいたい30Lである。

想定シーズンは春夏秋。晩秋から早春までの寒い時期に、3泊以上するとなると、容量がもう少し欲しくなる。防寒着や少し暖かいエアマットなど嵩張る荷物が増えてくるからだ。

そこでネット検索をしていたら、山と道のザックに当たった。

定番だ。

そして公式ホームページを見ていると、あるザックは作られているのが、我が家から近い豊岡市と書かれていた。

なんとまぁ、転売ヤーに買われて、本当に使いたい人が買いにくいあの有名ザックたちが、同じ県内の車で30分位の位置にある場所で造られていることにビックリした。

それまで縁遠く感じていた山と道のザックが、急に近くに感じられるようになってきた。

どんな風に作られているのか一度じっくり見てみたい。楽しいだろうな。買わないだろうけど。あの猫耳みたいなトップリッドが好きではない。

コロナ感染の発熱

人生初の39.5℃を見た時は、未知のウイルスってらこあなるのかー、これはお年寄りは亡くなるはずだわ、と思った。

人類篩い分けウイルス。まさにそんな感じ。

それはそうと、地元で開催された水かけ祭り、例年の入場者一万人を半分に制限して開催されたと、新聞では近接距離で歓声を上げる子供の写真とともに報告されていた。

今診療所は、診療機能が果たせないくらいコロナウイルスにやられている。むちゃくちゃ忙しい。スタッフの私もやられて今病床にいる。

エッセンシャルワーカーだの、医療崩壊を防げだの、なんだかんだ言ってたけど、負担は増える一方だし、一部崩壊してしまっている。

あれは、いっときの上っ面だけのものだったのかと落胆した。

初めての焙煎

地元焙煎所から、毎月豆を買ってコーヒーを飲んでいる。

焙煎にもちょっと興味があって、強制休みの間にやってみた。

すぐ届くAmazonで生豆を買い、石焼き芋用の土鍋で開始。

枝豆と共通する野菜の匂い
お試しパック100g×3 。1550円なり

一通り方法を検索してやってるんだが、爆ぜる音がいっぺんにはやってこない。

あっちこっちで音も大小様々。焙煎ムラがあるんだろうなあと思いながらしゃもじでガサガサ。

匂いはひとまずコーヒーっぽい

時間を測らず、勘のみでやってみた。

色むら甚だしい。

ザルを振りながら扇風機で粗熱をとり、冷蔵庫に2.3分入れて冷まし完了。多分常温で冷やすんだろうけど、早く飲んでみたいからこの辺もセオリー無視。冷ます間に豆カスを掃除。

豆の荒さはザラメほど。少し冷ましたお湯で淹れる。

結果は、かすかなコーヒーの味と、それらしい茶色の色水みたいなのが出来上がった。

美味しくない。かけた時間に比例しない味。

これは修練が必要そうだ。

ひとまず2日置いてまた飲んでみよう。

性格的に、ハマればお店するくらい研究しそう。

朝ごはんクラブで、ゲストに炒り器で焙煎してもらってそれを飲む、なんてのもできるなと行けなかった沢にいる人のことを考えた。

乗鞍の水。これでコーヒー淹れたら美味しいだろうなあ。

ファストパッキングの食器

アイラップと100均セリアで買った保温バッグ

軽量登山をする場合、食糧に関する道具の重さも無視できない。ジップコンテナに保温材を巻き付けたものも使うが、容量を奪ってしまうので、切り詰めていくなら除外したいところ。

そこで見つけたのがこの写真の方法。メリットは薄いし軽いし洗い物が減るところ。

アイラップは耐熱120℃。ここにポテチラーメンやビバークレーションを入れ、更に保温バッグの中に入れ、お湯を注ぐ。混ぜて蓋をして待つこと数分。待つ間に外に出てくる熱で手を温める。薄いお餅や、リフィルのカップ麺も使えそうだ。

保温バッグがある程度形を保ってくれるので自立する点も○。

食べ残しても、袋の口を軽く縛ってバッグのジッパーを閉めたら匂い漏れも無い。

保温性は100均クオリティで程よく放熱するので、猫舌の私には都合がよい。

軽く、折り畳めばどこにでもねじ込める大きさ。フォークや箸で食べるとアイラップに穴が開く可能性があるので要注意。

バッグは、下山後ビールを持ち運ぶのにも使えそう。

現在お盆の北アルプス縦走に向け、道具準備中。これ安上がりで、いいですよ。

書くことがない

商品レビュー投稿は常に読まれている感じである。

最近は話したくない人とは話す機会がぐんと減り、その点は楽である。私の周りから会話が消えている。

けど話したい人とは話せず、業務連絡的なやりとりで終わることが多く、こちらは寂しい限り。

アルトラ オリンパス4について

長所の目立つレビューが検索でよくひっかかりますが、ここはあえて短所を。

メガグリップソールは確かにグリップがよい。安心してどこへでも足を置ける。

が、しかし、木の根の隙間などに足を置くと、その幅広さがために抜けにくい。突然片足がついてこないことがある。

また、メガグリップといっても表面だけで、ミッドソールとは接着剤でくっつけてある。

ここが剥がれやすい。

一足目も二足目も使用距離150kmを超えたあたりから剥がれ始めた。足音に異音が加わるので気色悪い。

理由を考えると、頑丈なメガグリップと、そこまででもないベースとなるミッドソール部分に強度的な差異があるため、摩擦する方向に力が働き続けると接着がもたなくなり剥がれてしまうのではないだろうか。

二足とも小指の付け根の辺りが剥がれてきた。メガグリップの面積が小さく、かつサイドステップ方向に踏ん張った時、力のかかる部分だ。

偶然なのかほんとに短所なのか。

オリンパス5では発生しない事を願っている。

イワナと山菜

高原キャンプから、翌日はイワナ釣りと簡単沢登りだった。

先々週はゴルジュ雪渓に阻まれ引き返した沢。

今回は、僅かにスノーブリッジを残すのみで、雪に押し倒された木々に埋もれる春の沢。

源頭に近づくと入れ食い状態に。最後の滝の下では太い金色の雌イワナに会うことができました。それまでの沢に満足してたので即リリース。水がほんと透明で「綺麗」の連発。

お昼は定番カップ麺。途中採ったギボウシを湯がいて投入。

最後は千島笹の藪をかき分け林道に。

いつもここにはいい時間が流れています。