FERRINO Sintesi 1 を娘に進呈

先日メルカリを眺めていたら、見たことのないテントが出品されていた。

日本ではまだ取り扱いの少ないフェリーノのソロテント、Sintesi 1 であった。

日本語検索をしても情報は少なく、YouTubeに建て方動画が見つかったくらいであった。

愛用サイト『アウトドア登山ガイド』にフェリーノの他のテントが紹介されていたが、ソロテントは載っていなかった。

価格が安く、使用回数は一回とあり、総重量は1kgを切るとあったので物は試しと購入してみた。

届いた商品はペットボトル1L容器ほどのボリューム。

早速建ててみた。

設営は簡単。形から建て方が自ずと見えてくるもので、非自立式だがすぐに建った。ペグは最低5箇所で、正確に張ると8箇所となる。

シングルウォールで、天頂部から頭側に通気孔をカバーする形で布が覆い被さりほんの一部がダブルウォールとなっている。

本体のつなぎ目はシームテープが施されており、入り口はメッシュと本体地の2枚で構成されている。

中で横になってみると、入ってくる音が厚みのあるテント地を通したもので(70D)、初めてソロテント泊するのに安心感が高いと感じた。

張り綱が比較的短く占有面積が少ない。

頭よりに横になれば、足元の寝袋が天井につかえることがない長さがある。ただ、あぐらをかいて座ると頭が天井につく。耐風性向上のためか、1kgをきるためなのか天井は低い。調理するなら縮こまるか、雨の当たらない外に出た方がよさそうである。

足下頭元両サイドに十分な物置スペースがあり、テント外に荷物を置かなくてもよい。脱いだ靴は前室が無いのでテント内に入れることになる。

張り終えたら子どもたちが中に入って遊び始めた。

元々娘にあげようと思っていたので、中庭テント泊を提案すると小五の娘が手を挙げた。

朝起きると結露に驚いた様子であったが、一晩ぐっすり眠れたらしい。鳥の声で目が覚めたと家の中に入ってきた。

とても気に入って貰えたようで、そのまま娘に進呈した。しばらくは、このテントと共に大きくなってもらおうと思う。