疲労軽減
トレランレースの帰り道
ホビオと違って
116iだいぶん楽できました。
狙い通りです。
那岐ピークスタフトレイルを走ってきました。短い方だけど。
なるべく、月に一度はトレイルレース出てみようと決めてから、3回目のレースでした。
受付開始が1日の朝6時だったので、仮眠してから行こうとしたのですが、21時をすぎても家がガヤガヤしていたので、現地泊しようと出発しました。
会場近くに着いたのが23時半ごろ。近くのローソンで朝ごはんを買い、車中泊をしました。
116iでも少し膝を曲げたらできました。
3時ごろに一度目が覚め、トイレついでに会場を散歩し再入眠。起きたら5時でした。車が雨で水漏れする夢で目が覚めました。
明るくなりました。
停めていたところは大会とは関係のない施設の駐車場だったので、選手用駐車場を探しますが案内がありません。
エントリーハガキにQRコードが付いてますが、私のガラケーでは読み取れないので、駐車場情報が手に入らず少し困ってしまいました。
遠くに目をやると、道路工事現場で使うような矢印点滅看板がありました。
夜中には無かったものなので、これかな、と思い従って進むと選手用駐車場がありました。既に3台停まっていました。
安心したらお腹が空きましたので、朝ごはんを食べ、自作アルコールストーブで湯を沸かしコーヒーを飲み、今日走る那岐山を眺め、スタートの準備に取りかかりました。
最近集中力が減りこのような準備に時間がかかり、再確認を度々してしまいます。今日もサングラスをカバンに入れたり出したり、ボケたんかなあと思うくらいでした。でも早く着いているので余裕があり、納得するまで準備ができました。
次は受付です。荷物チェックもあるみたいなのでフル装備背負って受付に。ゴールまで持って行って欲しい荷物もここで預けました。
荷物受付の若いお姉さんに、「荷物は以上ですか?」と尋ねられ、緊張したのかよく考えないまま「はい!」と答えましたが、履いていた長ズボンを思い出し、また預けに行きました。ちょっと自分が嫌になりましたが、今日は頑張ってって言われていたのを思い出し、これも大丈夫でした。
会場周辺を歩き回り、軽めのアップもできました。
早く着いていれば、心に余裕が持てました。
開会式は町長や実行委員長、アフロの人に、奥宮選手、そして地元の太鼓グループによって賑やかに行われ、あっという間にスタート10分前。
集合写真に笑顔を求められますがこれは無理でした。心から笑える日が来るまできっとこういう場面は苦手なままになるのでしょう。
スタートコールを3秒前からして、いよいよスタートです。
スタートゲートから山に向かってまっすぐに伸びる舗装路を駆けていきます。
養老山脈トレイルレースや篠山マラソンの反省を活かし、スタートからマイペースでいくことにしていたので、スタートダッシュに着いていきたい気持ちグッと抑え、息が上がらないよう汗もかかないよう走りました。
一気に那岐山山頂を目指します。ここの登りで舗装路で前にいた人たちに追いつき、何名かは離れていきました。
那岐山山頂からはモヤの中、作州の眺めと山並みやこの先に走る稜線のトレイルも見え、いい山だなと思いました。テント泊しながら歩いてみたいと思いました。
次の滝山に着く頃からひとり旅になり、これはゴールまで続きました。
時々長い方のコースにエントリーされた最後尾の選手にすれ違いました。そして折り返してきた選手3名には追い抜かれました。TJAR はまだまだ先にあると、この時実感しました。
第2エイドでは捻挫している選手の処置を横目で見ながら、ANAの機内提供?に採用されたお菓子や、B’zのボーカルのお兄さんが営むお店のお菓子や梅干しを頂き、トレイルはあと5キロ残りは舗装路という嬉しくないお知らせをもらいました。
そこからのトレイルは登りがキツかったです。歩きが必然と出ました。が脚は残ってました。
ここの登りは靴の中に異物がよく入ってきました。でも面倒くさがらず休みも兼ねて異物取りを心がけてやりました。
たった数分の足のケアを怠ると、以降の道がふいになると聞いたので、今のうちから足に気を配る練習をしています。
登りきった辺りで出会ったオフィシャルスタッフに、「あと9キロ全て下り」と言われ、喜びそうになりましたがここでも冷静に、持っていた一口羊羹を食べ、トレイルランナーのあと少しは大体嘘、を、思い出し、着実に進むことだけを考えました。
案の定心折れそうな登りがありました。
しかし、序盤飛ばさなかったお陰と、脚の運びを意識し続けたおかげか、最後まで走ることができました。痛くて走れないということがありませんでした。
最後は舗装路だっのですが、走りが単調になるぶん、頭では色んなことを考えました。考えたことは覚えてますが、何だったのかは忘れました。多分クマ鈴の事とか、優しい鈴のような声の人の事やったと思います。
途中山の中では一度も見かけなかった同カテゴリーの人が、さらっピンの脚のような軽やかさで舗装路で追い抜いていかれました。ロードも走れないと上位は狙えないと痛感しました。
そして気がつくと、MCの声が聞こえ始めゴールにたどり着いていました。
結果は全体の5%以内。
できることは出し切れました。序盤飛ばさず最後まで走る。脚の運びを意識し続けることができました。
景品のお肉には及びませんでしたが、トレーニングすればもっ速くなれるんだと思えました。
残念だったのは、滝の多い山域なのに、一つも見れなかった事です。稜線歩きと滝見トレッキングで再訪したいです。
しばらくはダラダラと思いついたまま、テキストのみのブログを書いてみようと思います。
ながいお別れ
久しぶりに見たい映画が現れた。
予告編でもじんわり。
そして主題歌が優河だった。
これで、もっとグッときた。
波状攻撃だ。
新譜もさっそく購入。
仲直りの映画にならないかなあ。
なんてしょうもないこと考えてしまった。離れた席でいいから、見た感想とかちょっと話すだけでいいから。
山に登るみたいに、映画を観れないかなあ。
ファイントラック ストームゴージュパンツを繕う
このパンツは買い直し続け、初めて履いてから10年以上経つ。古くなったものは草刈りや沢登り用にと、汚れてナンボのフィールドに移籍していった。
初めの一本を買ったのは三宮の好日山荘だった。
勤務地の近くに、一軒家でされていた頃のファイントラック本社があって、多分通るたびにロゴの入った看板が目に入っていたのだと思うんだけど、あの青と白のロゴを店で見た時、これは買わな!と思った。
当時から国産の商品をなるべく買わなきゃと思っていて、ファイントラックが国産のものをたくさん出していることがわかり、それも買い続ける動機になっている。
初めて履いた時の感触や、動きやすさに驚いたことは覚えている。日本人体型の私が裾直ししなくて着られたことも嬉しかった。
ある時仕事で相談を受けていたおじいちゃんに山で出会い、その人も同じパンツを履いていて、後日その話で盛り上がった事も覚えている。
ある時穴が空いたので、自分で治そうと生地を送ってもらい縫い合わせた。その時は都会から移住してきた後だったので、地元のアウトドアショップで生地を取り寄せてもらった。
生地を取りに行った時、お店の店長が「修理サービスもやってるから送ってって言ってたで」と教えてくれた。
後でカタログを見るとそんなことが書いてあった。
けれども、今日はまた自分で直してしまった。
右腿の換気口チャックが閉まらなくなったのは一年前。今日まで放置していた。先月の沢登りもそのまま行った。
けどおじさんのナマ脚がちらちら見えるのは周りに迷惑だろうし(自分なら見たくない)微妙に寒いし、換気は要らないか、、、と思って縫い合わせることにした。ほんとはチャックを直したかったんだけど、難しすぎて諦めた。
更にこれまた右腿の全面ポケットの袋部分に穴が空いていたので、ここも塞いだ。
黒いズボンに糸の色を合わせるのが普通なんだろうけど、ミシンの糸交換が面倒で、もともと付いていたベージュの糸でそのまま縫ってしまった。
沢登りは汚れてもいい服装でって教えてもらってるからこの程度の事は気にならない。
また前鬼の水に浸してあげられたらなあと、ミシンをかけながら思った。
僕は修理して使う人、物持ちのいい人が好きである。
山は助けてくれないけど、そこにいるしかない。
山はそこにあるだけ
何も語ってくれない
常に一方通行って。
なんでこんなに苦しまないといけないんだろう。
苦しむほど悪いことしたんだろうか。
何を悪いことしたのだろう。
なんでこんな罰を受けないといけないんだろう。
誰か助けて。
OMM JAPAN 2019
Black Diamond ディスタンスFLZ アルミだよが届い
ロングトレイル走破と、テント設営の為にストックが必要だった。
ストックなら、スノーシューに付属していたものでも十分だったのだが、ランニングに用いるために振り回しやすさや、コンパクト性能を求めると不足であった。そして、何より持っていてテンションが上がらないということもあった。これまでは、使用に伴う思い出がそのテンションを支えていたが、それがなくなった今、単純に商品としての魅力が重要であった。
そこで、候補に上がったのは、シナノのトレランポールと、Black diamondのストックだった。
過酷な使用環境を考慮すると、カーボンは心もとなく、固定長だとストックシェルターを張るには身長に合わない長さを持たざるを得なくなる。
そこで、Black diamondのアルミで身長に合ってなおかつストックシェルターにも合う商品にしようと思った。使っている人が近くにいたことも大きな要因である。
そこで今日届いたのがディスタンスFLZである。
これが一式。日本語表記のある説明書もついている。どうやらスノーバスケットは付かないらしい。
組み立てるとこんな具合。黒とアルミ色のシンプルな色合い。
長さは105〜125cm。ストックシェルターに最適な120cmをカバーしている。
重さは
2本で446g。軽い印象。
グリップを持って振り回すと、重さを杖先に感じ振り回しのしやすさはそこまではない。メーカーロゴのあたりを持つと振りやすい。
連結は謎の素材。
受け側のエッジで連結部が擦り切れないか気になるところ。
ストラップはメッシュ地使用で乾きやすそうである。
そしてこれがスライドロックなる機構部分。このプラスチックの塊をグリップ側に動かすと折りたたみが簡単にできる。手袋したままでも使いやすいようになっているらしいが、まさにそんな感じ。これは嬉しい部分。
折りたたむと36cm。A4用紙のサイズ斜めに乗せると大体同じ長さ。
さて使ってみた感想はまた後日に。
夢ならよかったとおもえること
まったくいらないことを教えてくれる人がいるものだ。
一度に二人から裏切られた気分になった。
信じてた人だったからすごいショックだった。
ひどいって、ああ、こういうことかって気分になった。
たしかにひどい。
でもぼくは黙っているしかない。
ずるいね。嘘ばかりだ。
今日はストックシェルターの防水性を高めることについて調べたかったがまた明日以降にしよう。明日はディスタンスFLZが届く予定だ。
歓迎された低気圧の中 氷ノ山へ行ってきました。
確か今日は休みやったなぁと思いながら、朝は5時に早起き。
会社に出す書類を仕上げ、提出日が今日だったので、出勤やっても間に合う時間にとりあえず会社に。
車には出社用の荷物と、山の荷物を載せて。
もし山に行けるなら、気圧の谷が通過する今日は、天気下り坂の予報。こんな時は、悪天候を体験すべく、なるべく雨風の強そうな高い山へ。
立って居られない風ってどんなやろ?BB弾の様な雨ってどんなやろ?
勤務表は休みでした。
ということで、兵庫県最高峰の氷ノ山へ行ってきました。
ただ登って終わりでは何にもならないので、一人だし、トレーニングをしようと思い、東尾登山口から鉢伏山へ行く計画にしました。
車を福定親水公園に停め、
10:00出発です。
舗装路を軽めに走り、ザックのバランスや、靴紐の締め付け具合を確認します。
10:20登山口。いい感じにビュービュー風が吹いてますが、木立の中は平和そのもの。山菜採りの県外の方が2組ほどおられました。
山頂手前までは、千年杉やら、笹やらで風が当たらず肩透かしをくらった感じでした。
山頂11:40。
もちろんガスで春の景色はありませんが、ハナから期待してません。下から見た時すでに山頂はガスの中でした。
そして、山頂小屋周囲は草木がなく、体験したかった強風です。吊るしたタオルが真横になびく位の風です。しかしまだ物足りません。立って歩けます。
そんなに疲れてませんでしたが、中に入って小休憩しました。
入り口扉を閉めたのに風が吹くなあと思ったら、窓が割れてました。
下りはまた風が当たらず、道も乾いており快適でしたが、久々に右足首を捻挫しました。脚の運びの意識がお留守になってたことを反省し、進みます。
氷ノ山越避難小屋では地図を確認し、補給を摂りました。
こんな新緑トンネルを抜け
長めの休憩を取ろうと、太平頭避難小屋に着いたのは13:00。
湯を沸かしコーヒーを飲み、30分の休憩を取りました。
小屋が風で揺れ、段々風が強くなってきているのが分かりました。
雨はまだでした。
動くと長そで一枚。休憩時に薄いウインドシェル追加がちょうどいい気温でした。
太平頭を過ぎると、鉢伏のゲレンデが現れました。途端に風を遮るものが無くなり、期待通りの風が吹き荒れていました。
ゲレンデ斜面を吹き上がる風はだいぶ強く、体を風上に傾けながら走らなければなりませんでした。
いい感じでした。
山頂からだいぶ下がっているので、麓の町や、鉢伏山が見渡せました。
風上には雨雲が見えており、もう暫くで雨も期待できそうでした。
さらに風が強まり、鉢伏山に登る階段あたりでは、飛ばされないように何度か屈み込みました。
伏せた地面が温かくお昼寝したくなりましたが、行倒れみたいなので止めました。
帽子は飛ばされないようにザックにしまい、よろめきながら、風が弱まる数秒で小走りして進みました。
身体はほぼ風上側に力を入れて脚だけ前に進める感覚でした。
かけていた眼鏡が飛ばされそうになったので、帽子に次いで、眼鏡も外しました。風で涙が出るので、眼鏡なしでもとりあえず足元が見えました。
鉢伏山直下の登りに入るところで雨も降り始めたので、風の弱い場所でカッパを着ました。
多分この辺り。
着替え中風で荷物が飛ばされないように、地面に荷物を下ろすときも慎重に下ろします。
このあたりも、強風を体験しないと分からないものです。
こんな風の中、登山道のど真ん中に丸々太ったマムシが鎮座していました。石を投げても動かないのに、あっち行け!って言ったら、避けてくれました。フードを被るとメガネ復活。
そして着きました。鉢伏山。
2年前は時間不足で来れなかった所です。
写真ではガスってるだけですが、ストックを紐で吊るすと45度くらい横に向く位の風です。
雨は僅かで、BB弾は体験できませんでした。
あとは下りのみ。というところで気が抜けたのか、なんでもないところでまた右足首をひねってしまいました。
ちょっと自分に腹が立ちました。また脚の運びをおろそかにしていました。痛い体験学習でした。
やがて登山道は終わり、氷ノ山瀞川林道に合流しました。そこでカッパを脱ぎ、捻った足首を観察し、あとはひたすら舗装路を走りながら、福定親水公園を目指しました。
帰ってきたのは15:30。
下山報告をして、駐車場横の川土手で、車に置き忘れていた弁当を食べ(保冷剤付けていてよかった)
帰路につきました。
また悪天候登山やってみます。暴風雨の中地図を読むとか、靴の中雨でグチャグチャで、足先のケアしながら長く走るとか、死なないように知った山から。
そういえば、懸崖?崖懸?の滝とやらが呼んでいました。